「X1」、デビュー後4か月で結局解散…CJ ENM側は「各所属事務所の立場を尊重」

韓国音楽専門チャンネルMnetのオーディション番組「PRODUCE X 101」を通じて誕生したボーイズグループ「X1」が結局デビュー4か月で解散を決定した。

Mnetの運営会社「CJ ENM」側は6日公式表明を通じて「CJ ENMは『X1』の活動再開のために努力したが、『X1』の解散を決定した所属事務所たちの立場を尊重する」と明らかにした。

これに先立ち「X1」側は「Play Mエンターテインメント、YUE HUAエンターテインメント、TOP MEDIA、OUIエンターテインメント、MBKエンターテインメント、woollimエンターテインメント、DSP media、STARSHIPエンターテインメント、BRANDNEW MUSICなど『X1』メンバーの各所属事務所と合意を原則に話し合いを進めてきたが、交渉が決裂して解散が決定した」と解散のニュースを発表した。

「X1」は昨年7月に放送が終了したMnetのオーディション番組「PRODUCE X 101」で誕生したプロジェクトグループだ。彼らは昨年8月にデビューアルバム「飛翔:QUANTUM LEAP」でデビュー、音盤販売量50万枚を突破するなど新人としては驚くべき成果を収めた。

しかし投票操作疑惑と関連し捜査が始まり、番組のアン・ジュンヨンプロデューサーが操作容疑を認めたことで危機を迎えた。その後「X1」の活動は中断され、該当メンバーたちとファンたちは漠然と待つばかりであった。

しかし「CJ ENM」は論議発生の5か月目である先月30日に国民向けの謝罪文を発表した。当時「CJ ENM」のホ・ミンフェ代表理事は番組シリーズの操作事件と関連し「弁明の余地なく我々の過ちだ。代表理事として責任を痛感している」とし「本番組などMnetのオーディション番組で順位操作で被害にあった練習生に対しては、必ず責任を持って金銭などの保証を行う」と明らかにした。

これに「X1」は活動再開をするように見えたが、6日各メンバーたちの所属事務所は解散を選択した。「X1」は当初Mnetの本番組のシリーズ史上最長期間である5年間の活動を予告していた。しかし「X1」は操作疑惑によりまともな活動も行えないまま、各自の道を歩むことになった。ただ「IZ*ONE」は活動再開が事実上確定されたが、果たして彼女たちは今後どんな歩みを描いてゆくのか注目が集まっている。

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  • 2020.01.06