韓国映画界を代表する20代女優のシム・ウンギョンが「のだめカンタービレ ～ネイル カンタービレ」（2014）以来、6年ぶりにお茶の間に帰ってくる。

シム・ウンギョンは来年1月に初回放送が予定されているtvN新水木ドラマ「マネーゲーム」（脚本:イ・ヨンミ/演出:キム・サンホ）にカネもコネもなく根性と努力だけで公職に上ってきた、“フクスジョ（親の収入や経済力が最低レベルにある子どもの階層）”であり正義感あふれる新入事務官イ・ヘジュン役を演じる。

「マネーゲーム」はIMF危機に再び直面した2020年の韓国、政府の持ち分が統合された銀行の不渡り問題をめぐる巨大な陰謀に直面し、正義と信念で世の中を変えようとする人々の物語だ。ドラマ「春が来るのかな春」、「アラン使道伝(サトデン)」、「華政(ファジョン)」などさまざまなジャンルで演出力を認められたキム・サンホ監督がメガホンを取り、コ・ス、イ・ソンミン、シム・ウンギョンが意気投合し2020年のドラマの砲門を開く。

今月16日に公開されたスチール写真の中には「新入事務官」に完ぺきに変身したシム・ウンギョンに姿が収められている。明かりが消えたオフィスに一人座り、コンビニのキムパブをほおばっているのにもかかわらず、モニター画面を見つめるシム・ウンギョンの目には聡明さがみなぎっている。これに「マネーゲーム」で堂々と所思のある若い官僚の姿を見せるシム・ウンギョンの活躍に期待が募る。

そうかと思えば淡白な節制された表情の中からも感じられる強烈な吸引力はシム・ウンギョンの演技力を示しており、なぜ彼女が20代を代表する演技派と呼ばれているのかが分かる。これにシム・ウンギョンが各世代を代表する演技派俳優のコ・スやイ・ソンミンとともにどんなシナジーを作り出すのか関心が急上昇している。

一方シム・ウンギョンは「韓国経済に対する論議を繰り広げる意味深い作品に出演することができうれしい」と出演への感想を明かした。そして「深みのある作品であるだけに演技で表現する時、大変さをとても感じる時もあるが、ワンシーンごとに完成させるたび私もイ・ヘジュンとともに成長している感じだ」とし「キャストやスタッフ皆が一汗一汗真心を込めてドラマを作っているので期待してほしい」と述べた。

WOW!korea提供