「インタビュー」「私は道で芸能人を拾った」ソンフンインタビュー “最後まで設定したキャラクターからブレない”

Shin Kyeong Yong(STUDIO DAUN)

「高潔な君」「じれったいロマンス」ソンフン主演最新作「私は道で芸能人を拾った」が、DVD-BOX2発売&レンタルDVDvol.6~9がリリース開始!本作は、毎日を懸命に生きるOLが道で拾ったのは、韓流トップスターだった!?という夢のようなハプニングから始まるツンデレラブコメディ!セル&レンタルDVD全巻リリースを記念して、本作でトップスターのカン・ジュニョクを演じたソンフンのインタビューが公開となりました。

――本作への出演の決め手を教えてください。
脚本を読みながら、現実に映像で表現できるかを重点的に見ました。表現できないことまで書けるなら、脚本はいくらでも面白く、非現実的なものを書くことができます。でもこの作品は、実際に演技やカメラで表現できて、そのうえで脚本も面白かった。演じることも無理がないと思い、出演を決めました。

――カン・ジュニョクを演じるときに重視したのはどんなところですか?
最後まで設定したキャラクターからブレないことです。ラブコメでロマンチックな話といえば、男性主人公は大抵、初めは性格が悪いのに、恋をするとその女性の面倒を見てあげたり、尽くしたりするようなキャラに変わることがよくありますよね(笑)。今回の作品では、できるだけそうならず、ジュニョクなりの愛情表現ができるように最後まで気をつけていました。

Shin Kyeong Yong(STUDIO DAUN)

――撮影で大変だったことはありますか?
縛られていること自体が大変でしたね……。ゆるい縛り方は画面で見てバレてしまうので、きちんと縛っていたんです。縛られて、ひざまずいて、長時間床に座っていたのが窮屈でした。それ以外は全部よかったです。撮影場所も1か所、ヘアスタイルも衣装も同じままで良かったので(笑)。

――印象に残っているシーンや好きなシーンを選ぶなら?
あれこれ面白いシーンがたくさんあるので……個人的に気になるシーンがあります。アドリブでお互いに相手を笑わせる掛け合いのシーンがあるのですが、放送ではどこまで伝わっているかが一番気になります。これからご覧になる皆さんも“どこまでが台本どおりで、どこからどこまでがアドリブか”という観点で見ていただければ一層楽しめると思います。

――ソンフンさんから見て、カン・ジュニョクというにはどんな魅力がありますか。
ジュニョクは自分が進む道に対して揺るぎません。それから最近、韓国でよく聞く“金のスプーン(富裕層の意)”ではありません。自分の力で成功した、苦労して自分の道を切り開き、トップスターの地位まで上り詰めた男性なので、そういうところが男としてカッコいいと思います。そんな自信や確固とした姿勢は見習いたいところも多いです。でも…もし僕が女性だったら、ジュニョクよりナックを好きになるんじゃないかな(笑)。ナックは尽くしてくれるし(笑)。

――演じられたカン・ジュニョクとソンフンさん、似ているところ・似ていないところはありますか?
最近は多くの方がバラエティ番組を通して僕の日常生活をご存じだと思いますが、ジュニョクと僕は、ライフスタイルがかなり違います。僕はお金をジュニョクのように使いたくありません。稼いだとしてもジュニョクのようにむやみに使いたくない。そういうところがかなり違いますね。似ている点を強いて挙げるなら……(しばらく考えて)…思い浮かびませんね(笑)。
でも、彼のようになりたいと思う点はあります。自信があるところです。僕も自信を持ちたい。世の中が自分中心に回っているようなジュニョクの心の持ち方は、現代社会ではそんなに悪くもないと思えて、彼のようになりたいなと思います。

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