韓国初の芸能情報番組「芸能街中継」が、36年の歴史に幕を下ろした。
29日に放送されたKBS2「芸能街中継」最終回では、直近10年間司会を務めた俳優、シン・ヒョンジュンが感想を語った。
「妙な気持ちです。実は今日が最後の放送です。寂しい」と切り出したシン・ヒョンジュンは、「芸能街中継」最後のインタビューを受ける立場となった。
シン・ヒョンジュンは、レポーターのキム・テジンとのトークで「司会を務めて早10年。これまでたくさんの素晴らしい思い出をありがとうございました。本当に感謝しています。鼻炎の手術で1度だけ休みを頂きました。子どもと遊んでいて、額に傷をつけたまま生放送に臨んだことも」と振り返った。
さらに「10年間というキリの良いところでお別れさせて下さる、粋な関係者の皆様にも感謝いたします。新番組はこの番組ほど期待はできないでしょうけどね」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。
シン・ヒョンジュンはスタジオで最後の感想を述べた。シン・ヒョンジュンは「10年間応援してくださったことが非常にありがたい。ほんと、泣かせてくれる番組ですね。今日は泣かないと決めていたのに」としながら涙を拭った。
また「当番組は歴史の一部になりますが、私たちの記憶には永遠に残るはずです。これまで応援してくださった視聴者の皆さまに改めて感謝申し上げます。皆さん、お幸せに!」と締めくくった。
「芸能街中継」は1984年のスタートから36年間、芸能界の様々なニュースを伝えてきた。最終回では、シン・ヒョンジュンのほか17年間活躍してきたキム・テジンとレポーターのユン・ジヨン、キム・スンヘが共に涙を流した。
約1年間司会を務めてきたイ・ヘソンは「番組に加わってから間もないですが、これまで頑張って下さった制作の皆さまとレポーターの皆さまに感謝します」と挨拶した。
WOW!korea提供