韓国ガールズグループ「KARA」出身のク・ハラがこの世を去った。”親友”としても知られた元「f(x)」ソルリの死からおよそ1か月後のことだった。2人は生前、ネット上の悪質コメントに苦しめられていたことがわかり、再びこの問題について声があがっている。
「韓国芸能界における自殺問題、この根本にあるものの一つに、ターゲットとされて悪質コメントで攻撃され、精神的に追いつめられること」と韓国メディアは報じている。
また、米国CNNはク・ハラの死を報じ「今回の事件が、オンライン悪質コメントによるK-POPスターたちの苦しい圧迫に対する議論を再び呼び起こしている」と伝えた。
芸能人が悪質コメントに対処する方法は事実上、名誉棄損などの容疑で法的に対応するしかない。ク・ハラもことし6月、SNSでうつ病を告白し「今後、悪質コメントへの善処はない。私の精神的な健康のためにも皆さんにも美しい言葉、視線を向ける人になってほしい」と訴えていた。
歌手ソルビは25日、SNSを通してク・ハラに追悼の意を捧げると共に「悪質なネットユーザーらの対象として容易にターゲットにされるのは芸能人だけではない。数多くの被害者たちの人権を保護することのできる方案の改定が必要だ。これ以上、愛する先輩、後輩、同僚たちを失いたくない」と綴った。
WOW!korea提供