TRCNGの虐待問題、見過ごしてはいけないK-POPの陰

写真= 10asia DB.

アイドルグループ TRCNGが、所属事務所TSエンターテインメント(以下、TS)で虐待を受けたという疑惑に包まれた。メンバーのウヨプとテソンがまずTSを相手に専属契約解約を知らせた。加えてパク・サンヒョン理事他2人を常習児童虐待、特殊暴行致傷などの疑いで告訴した。
ふたりのメンバーの法廷代理人によるとウヨプとテソンは、4日に会社に内容証明を送って専属契約解約を知らせた。契約解約の理由は会社のマネジメント能力喪失、未成年メンバーに対するパク理事の常習児童虐待とユン某振付チーム長のウヨブに対する特殊暴行致傷などだ。パク理事他2人に対しては、12日にソウル地方警察庁に訴状を提出した。これに対してTSは、18日「ウヨプとテソンの主張する内容は事実ではない」と明らかにした。また「テソンとウヨプの行動は、TRCNGの活動全体に被害を与えているし、名誉を毀損させた部分などについて法的措置を取る予定」と語った。

同日午後、ウヨプとテソンを除いたTRCNGの8人のメンバーは、Vアプリ放送で突然8人組みで活動すると知らせた。1年半以上アルバム活動がなかったTRCNGとしては意外だった。多少緊張した表情で立ったメンバーは、「記事の中の状況を僕たちも知っています。僕たちは長い議論の末、8人で活動することになりました。8人で熱心にするので見守ってください」と伝えた後、約1分ほどで放送を終了した。

双方の主張が行き違う中、19日に新しい状況が発生した。最初はすべてのメンバーがTSから脱退することに意志を固めたが、違約金の問題でウヨプとテソンだけが争うことに決めたとメディア「Dispatch(ディスパッチ)」が報道したのだ。TRCNGが、TSと結んだ専属契約期間は9年だ。Dispatchはこれと共にTRCNGの劣悪な団体の宿舎生活の環境写真とメンバー及び母親たちの団体カカオトークチャットルームキャプチャーを通じて公開した。ウヨプが所属事務所の関係者の暴行にあって受けた傷害診断書もあると付け加えた。

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2019.11.19