「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.97「芸能人が社会服務要員になる場合」

社会服務要員は一般社会の中で兵役を行なっていく

レオ(VIXX)が12月2日から兵役で社会服務要員になるという。彼はパニック障害とうつ病をわずらい現在も治療を受けているそうだ。このような状況では社会服務要員になるのも必然であろう。

社会服務要員とは?

たとえば、チョン・イル、イ・ミンホ、チャン・グンソク、ジュノ(2PM)……彼らの兵役に共通することは何か。
それは、社会服務要員として代替服務をしたということである。
この社会服務要員を改めて解説しよう。
徴兵検査で1級、2級、3級の判定を受けた人は現役兵として兵役で軍隊に行くが、4級の人は補充役になる。
補充役は、「持病や精神的な問題などを理由に公的な勤務をして兵役の代替をする」という立場だ。
つまり、社会服務要員になれば役所や福祉施設で補助的な仕事に従事するのだ。

この場合は、基本的に家から通勤することになる。また、軍隊に行っている人と同額の給料が出る。
その金額は、およそ日本円で3万円から4万円くらいである。
ただし、芸能人が社会服務要員になると、ネット上で「なぜ現役兵にならないのか」と批判されることがある。
主に、現役兵として軍務を終えた人たちが社会服務要員になった芸能人を批判するケースが多い。
しかし、それは実情に合っていない。

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2019.11.16