軍服務終了BIGBANG、「4人組み」でのカムバックが可能か

しかしBIGBANGの今後の活動が順調だとばかりは言えない。バーニングサン事件でBIGBANGのメンバーである V.Iは3月に芸能界引退を発表し、ヤン・ヒョンソクYG代表プロデューサーも6月にすべての職責から辞退した。現在ヤン・ヒョンソクは脅迫と仕事上背任、犯人逃避教唆罪など3つの疑いを受けている。
T.O.PとD-LITE、G-DRAGONに対する大衆の視線も良くない。T.O.Pは2017年2月に機動警察に入隊したが、その年の6月に歌手練習生ハン・ソヒとのマリファナ喫煙の疑いで起訴された。その後懲役10か月と執行猶予2年を宣告されて機動警察から強制除隊して社会服務要員として残りの期間を終えた。

T.O.Pは、召集解除直後自身のSNSに「自分自身が誇らしくはありませんが、反省しながらファンのみなさんに与えた失望と傷に必ずお応えします」という文を書いて復帰の意志を見せた。しかし、10月には「インスタも復帰もしないで自粛でもしなさい」という批判のコメントに「はい!神様!僕もする気ないです」と活動中断の意向を間接的に明らかにした。
D-LITEは、本人所有のビルで性売買風俗店が運営されているという疑惑が浮上した。当時D-LITEは、「不法営業の形態について正確に認知することができなかった。不法行為が確認された店舗に対しては直ちに法的措置を取る」と明かしたが、バーニングサン事件に続き続々とわきあがる疑惑に大衆はとても失望した。

G-DRAGONも服務過程でひんぱんな病欠と休暇で問題になった。去年5月には、民間病院で足首の手術を受けた後で国軍病院の1人部屋に入院した事実が知られて特例の疑惑に包まれた。今年3月には、現役服務不適格審議を通じて除隊の可能性も申し立てられた。しかし、審議で適格判定を受けて服務期間を充足した。
このようにSOLを除く全員が問題があったBIGBANGであるので、完全体でのカムバックは不透明な状態だ。ただし、メンバーはソロアーティストとしても活発に活動して音楽的な実力を証明してきた。国内外に強固なファン層を維持しているので、ソロやユニットなど、どんな形でも今後の歩みに期待が集められている。

BIGBANGの再契約如何も関心事だ。2006年にデビューしたBIGBANGは、2011年と2015年に2度YGと再契約を結んだ。しかし最近ガールズグループ2NE1のメンバーでありソロ歌手としてYGに残ったCLが10年ぶりに会社を離れると、BIGBANGの今後の再契約の可能性を低く見る意見も少なくない。
歌謡界のある関係者は、「現在YGには会社を代表するに値するアイドルがいない。一角では、G-DRAGONとBIGBANGをつかむためにヤン・ヒョンソク元代表がでるという話まで出るほどだ。BIGBANGのメンバーは除隊したが、彼らがどんな選択をするかはもう少し見守らなければならない」と説明した。

 

10asia+Star JAPAN

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2019.11.11