また、CJ ENMは、多くの芸能企画社を傘下ラベルとして持っている垂直系列化構造であるため、アンPDとキムCPは「プロデュース」シーズンに関連している氷山の一角だという声も出ている。CJ ENMと「プロデュース」製作関係者全員に対して捜査しなければならないという指摘が出ている理由だ。令状実質審査でCJ ENMを通じてデビューしたアイドルグループのメンバーの操作の疑いは相当部分が確実なので、Mnetのオーディション全体で操作が行われた可能性が大きくなった。こんな疑惑を明確にしようとすれば、捜査が拡大しなければならないというわけだ。
令状は出なかったが、企画社とPD間の不適切な接待と饗応も確認され、金品授受などの疑いがどれほど確認されるかも関心事となる。MBC「PD手帳」によると、Mnetのもうひとつのアイドルオーディション「アイドル学校」は、練習生3000人を呼び出して「偽のオーディション」を行った。また 、「PRODUCE X 101」に出演したある練習生は、本選に進出した一部練習生が競演曲をあらかじめ知っていたと証言するなど多くの不公正の情況が露になった状態だ。
Mnetは、「PRODUCE X 101」の操作疑惑が大きくなると、7月にソウル地方警察庁に「PRODUCE X 101」製作スタッフに対する捜査を依頼した。また、5日にアンPDとキムCPに対する令状実質審査を前に、「責任を負うべき部分に対しては必ず責任を負うようにする」という立場を発表した。しかし、ふたりが拘束された以降は、何らの立場も発表していない。
疑惑発生初期から「国民プロデューサー(視聴者)」の関心を集めた原本データ公開如何にも関心が集められている。操作の範囲がどの程度なのか、操作の背景や動機は何か、Mnetは責任をどこまで負うのかを判断しようとすれば原本データを確認しなければならないからだ。「PRODUCE X 101」で始まった疑惑が一波万波と拡大しながら捜査拡大の可能性も大きくなっている。
10asia+Star JAPAN
・「PRODUCE X 101」得票操作、Mnet プロデューサー拘束…容疑釈明・事案重大
・「PRODUCE X 101」アン・ジュニョンPD、捕縄されて留置場行…5日夜拘束の有無が決定
・「PRODUCE X 101」得票操作疑惑で逮捕状請求のアン・ジュンヨンプロデューサーとは? 「悪魔の編集」で放送中も物議に
・「PRODUCE X 101」の投票操作疑惑で、制作スタッフの出国禁止を要請