韓国歌手キム・フングク(60)が、性暴行を受けたと被害を訴えた女性を相手に起こした損害賠償訴訟で敗訴した。
ソウル中央地裁は23日、キム・フングクが女性Aさんを相手に起こした損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を下した。
30代女性のAさんは昨年3月、あるメディアとのインタビューで、「2年前に知り合った歌手キム・フングクより2016年11月ごろ性暴行を受けた」と主張した。
以降、Aさんは強姦・準強姦・出版物などによる名誉棄損などの容疑でキム・フングクを処罰してほしいとソウル東部地検に告訴状を提出。検察より事件を移されたソウル広津(クァンジン)警察署は先ごろ、Aさんを相手に調査を終えた。
しかしキム・フングクは、性暴行疑惑について否定し、Aさんが意図的に接近したと反発。キム・フングクは誣告と名誉棄損容疑でAさんを訴え、精神的・物理的被害に対する2億ウォン(約1800万円)の損害賠償請求を提起した。
なお、警察は昨年5月キム・フングクの性暴行容疑について嫌疑なしとして検察に送致した。
WOW!korea提供