【釜日映画賞】ポン・ジュノ監督「寄生虫」が6冠に輝く、“作品性と大衆性を改めて立証”

彼女は「映画をしながら幸せな瞬間が多い。カンヌ映画祭でいい賞もいただき観客たちがたくさん見てくださっていて賞をいただけたと思ったが、このように釜山でいい賞をいただいて感謝している」とし「好きな仕事をして生きてきたのでこんなこともあるのだと思っている」と明かした。

クァク代表は「映画を作るのが楽しくて面白い仕事であり相当苦痛でもある。あるときは『仕事を辞めなければいけないのか?私には能力があるのだろうか』と悩みながらがんばっている」と語った。その一方で、「30年近くやってきたのでこんな日も来る。今大変な方々に話したいことは、苦痛に耐えながらいつかはいいことがあると思うことだ」と受賞の感想を明らかにした。

最優秀作品賞をはじめに劇中の夫婦演技でタッグを組んだ俳優のパク・ミョンフンとイ・ジョンウンがそれぞれ男女助演賞を受賞した。イ・ジョンウンは撮影スケジュールのために参加しなかった。部隊に上がったパク・ミョンフンは「20年あまり演技生活をしながら継続することができた原動力は家族の絶え間ない信頼だった。神様に感謝する」と述べた。

そして演技のポイントを決めてくれたポン・ジュノ監督に感謝の気持ちを残した。パク・ミョンフンは続けて「配慮と信頼でリードしてくださり感謝する」と述べた。「寄生虫」は音楽賞と脚本賞まで受賞し、作品性と大衆性を改めて立証させた。

カンヌ映画祭はもちろん韓国での観客たちを魅了した「寄生虫」は「釜日映画賞」まで総なめにし記録の歩みを続けている。下半期に開かれる映画祭で「寄生虫」の記録がどのようになるのか関心が寄せられている。

 

WOW!korea提供

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  • 2019.10.05