「The EastLight.」のメンバーへの児童虐待と児童虐待幇助事件の控訴審で、メディアラインエンターテインメントのキム・チャンファン会長が容疑を全面否認した。
27日午後、ソウル中央地方裁判所で「The EastLight.」の所属事務所のメディアラインエンターテインメント(以下、メディアライン)のキム・チャンファン会長とムン・ヨンイルPDの児童虐待と児童虐待幇助容疑の控訴審が行われた。
キム会長の弁護人は「事実誤認と法理誤解を主張する」と述べた。特に、1審で兄弟の陳述を有罪根拠と認めた部分とムンPDの暴行を幇助した疑いについて「相手側の陳述に一貫性がない、または一致しておらず、キム会長の陳述は一貫性がある」と主張した。
一方、ムンPDは1審で認めた事実関係を全て認めた。ただしムンPD側は1審で宣告された懲役2年の実刑と、児童関連機関就業制限5年が長すぎて不当であると主張した。
「The EastLight.」の前メンバーであったイ・ソクチョル、イ・スンヒョン兄弟が、メディアラインのムン・ヨンイルPDに継続的に暴行を受けたと昨年10月に暴露し、キム会長がこれを知っていながら黙認したと主張した。これ対しメディアラインは「事実無根」と反論。昨年12月に記者会見を開き、イ・ソクチョル兄弟が虚偽の主張や歪曲をしているとの証拠資料を提示した。この事件を担当したパンベ警察署は、昨年12月20日ムンPDを特殊攻撃と常習暴行の疑いで逮捕送検し、メディアラインのキム会長とイ・ジョンヒョン代表は不起訴で送致した。
そして今年3月5日、ソウル中央地方裁判所刑事16単独のキム・ヨンチャン判事の審理で初公判が行われ、この席でキム・チャンファン会長の弁護人は「起訴事実を全て否認する」と述べた。キム・チャンファンと一緒に起訴された所属事務所のメディアライン側も「被害者の保護監督義務を尽くした」と容疑を否認した。また、ムンPDは被害者を継続的に暴行した疑いを全て認めたが、弁護人は「3年以上継続的に虐待を楽しんできたかのようにマスコミに報道されたのは、被害者との親密度などを見ると、事実と違なる」と主張した。
去る7月5日に行われた1審宣告で裁判所はムン・ヨンイルPDに懲役2年、キム・チャンファン会長に懲役8か月執行猶予2年を宣告した。メディアラインには2000万ウォンの罰金が言い渡された。そして7月11日、キム会長は裁判所に控訴状を提出し、検察も同日控訴状を提出して再び法的攻防を予告していた。
WOW!korea提供