ハリウッド俳優のウェズリー・スナイプスが引退後、「防弾少年団のバックダンサーになりたい」と挨拶して笑いを誘った。
ウェズリー・スナイプスは28日午前11時、ソウル中区(チュンく)、新羅ホテルのライラック・ホールで進行された来韓記者会見で「引退をしたら、防弾少年団バックダンサーなるのが夢だ」とし、「オーディションを受けるつもりだから問題がない」と言って笑いを与えた。
この日、ウェズリー・スナイプスは現在エディ·マーフィーと撮っている映画に触れ、「長い間望んだ夢が実現した瞬間だ。 コメディー映画だ。 初めてコメディー映画を撮るようになる」とし「米国で公開され、ネットフリックスを通じて紹介される。 映画ではキックをするのではなく、ジョークをしながら演技する予定」と紹介した。
また「私は演劇俳優としてスタートし、シェイクスピア、イプセンで演技を学び、趣味で武芸を磨いた。 こうしたあらゆる学んだものを合わせて映画俳優として活動できるようになり、コメディーやスポーツ映画でも多くの姿、運動する姿を見せることができて、持っていた全てのことが実現できるようになり、祝福されたと思う」と説明した。
ウェズリー・スナイプスとチャック・ジェフェリーズは2019忠清北道国際武芸アクション映画祭運営委員であるチョン・ドゥホン武術監督との縁で今回の映画祭に出席した。
ウェズリー・スナイプスは米フロリダ州オーランド生まれ、ニューヨーク・サウスブロンクス地区育ち。幼い頃から俳優に憧れる一方で、様々なマーシャル・アーツも習得。ニューヨーク州立大学で演劇を専攻し、85年の「ワイルドキャッツ」で映画デビューを果たす。マイケル・ジャクソン「バッド」(87)のPVに出演し、同作を見たスパイク・リーに見いだされ、「モ'・ベター・ブルース」(90)に出演。続く「ジャングル・フィーバー」(91)で主演を務め、広く知られるようになる。同時期に、「ニュー・ジャック・シティ」(91)や「ウォーターダンス」「パッセンジャー57」(92)で活躍し、「ワン・ナイト・スタンド」(97)ではベネチア国際映画祭のボルピ杯(最優秀男優賞)を受賞した。 韓国人パク・ナギョンと2003年に結婚し、韓国でも人気を得た。
一方、2019忠清北道国際武芸アクション映画祭は29日、忠清北道(チュンチョンプクト、)清州(チョンジュ)一帯で開幕する。