ナ・ヨンソクプロデューサーと女優チョン・ユミに対する悪質なチラシを作成・拡散させたとして起訴された放送作家らが、1審で罰金刑を言い渡された。
ソウル中央地方裁判所刑事3単独のキム・チュンホ部長判事は17日、情報ネットワーク法上名誉棄損の容疑で起訴された放送作家イ氏(30)とチョン氏(29)に対しそれぞれ罰金300万ウォン、会社員イ氏(32)に対し罰金200万円を言い渡した。
金部長判事は「イ氏らはオンラインのメッセンジャーなどで知人とトークする際、業界で囁かれていた噂をネタにチラシを作製し送信したものと思われる。被害者らに対する悪意を示す目的ではないとみられる」と判断した。
しかし「被害者らが不適切な関係によってテレビ局から追放されそうだという主旨の内容が含まれている以上、イ氏らの行為は被害者らへの誹謗中傷が目的だったとみるのが妥当」と指摘した。
昨年10月17日、インターネットやモバイルでナプロデューサーとチョン・ユミの不倫疑惑が流布された。ナプロデューサーとチョン・ユミは翌日、各々の所属事務所を通し「当該の内容は全て虚偽であり、最初に流布させた人と、悪質なデマを書き込んだ人全員に法的責任を問う構えです。一個人の名誉と家庭をかけ、善処はしないことを断言します。ただ1点残念なことは、なぜ、そして誰がこのような敵意に満ちた虚偽のニュースを創り、拡散させたのかという点です。非常に困惑しております。昨日まで他人事だと思っていたことが自分の身に降りかかり、個人的に深い悲しみと絶望を感じました」と心境を明かしていた。
また、今年3月に行われたtvNの「スペイン下宿」の記者会見では「個人的なことではありますが、心労がないといえば嘘になります。憂鬱ですね。とりあえず家族に謝り、自分の無実を証明するために誰かを控訴しなければならないこと自体が心の負担になっている」と述べていた。
さらに「周囲から『犯人は送検される』とも言われましたが『これでOK』という気にもなれない。社会の中でこういうことがあまりにも多すぎるのではないか。当該記事をアップしたあの方々には罪の意識もなく、それを共有した人もまた同じだ。私もやはり同じ種類の人間かもしれないと思った」と語った。
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