多様な国籍のメンバーで構成された韓国発のボーイズグループNCT 127が、8月16日23時スタートの真夜中のサマソニ『Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC』に出演。深夜の幕張メッセに集った多くの音楽ファンを前に、圧巻のステージを見せた。
Spotifyと日本を代表する音楽フェスの1つ『SUMMER SONIC』がタッグを組んだ『Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC』は、今年が初の試み。国内・欧米のトップアーティスト、SEKAI NO OWARI、MGMT、R3HABらとともに「世界的に注目を集める、アジアからも躍進中のK-POPアーティスト」としてラブコールを受け出演したNCT 127は、午前3時頃よりMOUNTAINステージに登場した。
「K-POPアイドルってどんな感じ?」といった面持ちのオーディエンスをも引き込む、アーティスティックな呼び込み映像で一気に会場の世界観を塗り替え、1曲目を飾ったのはエッジィでアーバンなヒップホップナンバー「Cherry Bomb」だ。有り余るルックスの良さとパフォーマンススキルの本物っぷりをこれでもかと見せつけると、畳み掛けるようにコンセプチュアルな歌詞が印象的な「Chain」をドロップ。
更にアメリカデビュー曲の「Regular」、ムーンバートン×ヒップホップサウンドがとことんダンサブルな「Fire Truck」と続けば、オーディエンスは世界レベルのサウンドにファンならずとも思わずリズムに乗りだし、ノリノリで踊りだしていた。クライマックスは、ダンススキルをダメ押しで印象付ける超高難度フォーメーションダンスナンバー「Wakey-Wakey」から、米国"ビルボード200"チャート11位にランクインしたアルバムより表題曲の「Superhuman」へ。演出のバルーンと、フューチャーファンクに色付けされたエレクトロハウスが真夜中の幕張メッセに降り注ぐ多幸感に、会場のボルテージは最高潮に達した。
熱い盛り上がりに思わず、リーダーのテヨンは会心の笑みを見せ、ジェヒョンは「僕たちのパフォーマンスを初めて観た方も多いはずなのに、盛り上げてくれてありがとうございます!」とコメント。ユウタは「これからの僕たちの音楽、活動に注目してください」と真摯な言葉で語った。
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