無免許で飲酒運転事故を起こし、その場から逃走した容疑で裁判にかけられた俳優ソン・スンウォンが控訴審でも実刑を言い渡された。
9日午前、ソウル中央地裁でソン・スンウォンの控訴審裁判宣告期日が開かれた。ソン・スンウォンは特定犯罪加重処罰法上の逃走致傷及び危険運転致傷などの容疑で起訴されており、2審でも懲役1年6か月を言い渡された。ソン・スンウォンは短髪姿で裁判に出席した。
2審裁判部は1審裁判部が罪名について誤って判断した部分があると明かし、危険運転致傷罪が無罪ではなく有罪と判断した。しかしソン・スンウォンが1審とは異なり、被害者と合意したことを聞き、量刑を引き上げなかった。結果的にソン・スンウォンは1審同様、懲役1年6か月の判決を下された。
特に2審裁判部はソン・スンウォンが繰り返し飲酒運転したことを問題視した。裁判部は「ソン・スンウォンが8月に続き、12月にも飲酒運転をしたことは法を軽視したものだ。厳罰に処すべきだ」と説明した。
ソン・スンウォンは昨年12月26日午前4時20分ごろ、ソウル・江南区(カンナムグ)狎鴎亭洞(アックジョンドン)で泥酔したまま、父親所有の車で他の乗用車に衝突した。しかしソン・スンウォンは事故後、事故現場を整理せず逃走したが市民の制止と通報で警察に逮捕された。当時、彼の血中アルコール濃度は0.206%で免許取り消し水準だった。またすでに免許が取り消された状態で、別の飲酒運転の前歴があることもわかった。
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