8月1日、韓国ボーイズグループ「SS501」メンバーのキム・ヒョンジュンが、除隊後の本格的な活動スタートとして開催した日本ツアー「KIM HYUNG JUN REBOOT TOUR 2019」の最終公演が東京・恵比寿ガーデンホールで行われた。
暗転の中赤いジャケットに身をつつんだ今日の主役ヒョンジュンが登場すると、この日を待ちわびていたファンから大きな歓声が上がる。久しぶりの日本公演となった今回のKIM HYUNG JUN のライブ1曲目は「君が好きで眠れないと」と、切実な思いをポップなメロディに乗せた「Long Night」からスタート。「Woo Yeah」に続くミニMCでは、最後のアンニョンの挨拶の代わりに、アンコールと言ってくださいと異例のアンコール練習を始めたり、突然ストレッチを始めたりと、最初からちょっと不思議なヒョンジュンワールド全開。
クールでセクシーなR&B「7_o Clock」で大人の魅力で魅せると、ジャケットを脱いでスタイルの良さが際立つ白いシャツ姿に。重低音の体に響くビート、ラップ、音域の広さを堪能できるR&Bで本人も好きだという「Just Let It Go」、ボサノバ風アレンジの「잘못걸었어(チャンモコロッソ)/間違えて電話したよ」では、美しく伸びやかな裏声と、確かな歌唱力で奏でる多彩な楽曲が心地よく続く。
ライブ中盤、愛していた女性に裏切られ、愛していたことすらなかったことにしようとする切ない男心を歌ったミディアム・テンポ曲で、ドラマチックな歌詞に合わせたダンスも見どころの1つの「Sorry I'm Sorry」では、掛け声ととともに会場が1つに。スタンドマイクで歌った「기대/期待」は力強いボーカル、客席に降りてファンのすぐそばで歌う「I am」では、優しく微笑むように、可愛らしい振付で幸せな恋を歌った「달콤 Everyday /甘いエブリデイ」 では、可愛らしくと様々な表情でファンを楽しませる。
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