俳優イ・ビョンホンを脅迫した容疑で拘束起訴されたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ「GLAM」メンバーのダヒは、50憶ウォンを要求した事実は認めたが、計画的な犯行ではないと主張した。
16日午前、韓国・ソウル中央地方裁判所では暴力行為などの処罰に関する法律上の共同恐喝容疑で拘束起訴されたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ「GLAM」メンバーのダヒの初公判が開かれた。
モデルのイ・ジヨンと「GLAM」ダヒの弁護人は、動画を理由にイ・ビョンホンに対して50憶ウォンを要求した事実を認めたが、その過程や経緯については公訴事実と異なると主張した。二人の弁護人は「被害者(イ・ビョンホン)がイ・ジヨン氏に継続的な関係を要求し、イ・ジヨン氏がこれを断った。これに対し被害者は自宅を購入してやるなどと言って懐柔した。50憶ウォンを要求したが、全て初めから計画されたものではない。別れる際に口げんかがあり、その過程で事件が起きたものだ」と述べた。
また「GLAM」ダヒ側の弁護人は「動画を流布したり、これによって脅迫したりすることは犯罪だが、経済的な取引をすることについて違法ではないと思っていた。親しい先輩であるイ・ジヨン氏の話を聞いてもてあそばれたと思い、善意で始めたことだ」と述べた。
裁判所は告訴人であり被害者のイ・ビョンホンを、検察と被告人側はイ・ビョンホンにイ・ジヨンを紹介した某クラブの理事を務めるソク氏を証人として要請した。しかしイ・ビョンホンに対する証人尋問は非公開で進められる予定。
検察によると、イ・ジヨンと「GLAM」ダヒは、C氏の紹介で出会い、その後何回か会ってイ・ビョンホンに経済的支援を頼んだ。イ・ビョンホンがこれを断ると、以前に撮影していた“下ネタ動画”の一部を流布すると言って現金50憶ウォンを要求した。イ・ビョンホンは警察に届けを出し、検察は先月1日に二人を逮捕した。その後検察は、先月23日にイ・ビョンホンを告訴人として召喚し、調査した。イ・ジヨンは弁護人を通じて「イ・ビョンホンと(男女関係として)交際していた」と主張したが、イ・ビョンホン側はイ・ジヨンの主張を否認した。
WOW!korea提供