世紀の大怪盗アルセーヌ・ルパンと世紀の名探偵シャーロック・ホームズが奇跡の共演を果たす舞台「百年書店へようこそ『ルパンvsホームズ -世紀の戦い-』」が7/20(土)〜7/23(火)に渡り、アルテリオ小劇場にて上演される。
元々それぞれが1つの物語として成り立つストーリーが同じ世界に登場するだけでも興味深いのに加え、ほとんどのキャストが1人二役を演じるというさらに見応えのある作品となっている。そして今回のキャスト陣は、K-POPアーティスト、映画コメンテーター、MC、俳優、お笑い芸人など、普段各方面にて活躍しているキャスト達が一同に集まる上演にますます期待が高まっている。
この公演に先がけて、7/16(火)に東京都渋谷区の「ラパン・エ・アロ」にて制作発表が行われた。制作発表にはヨンミン(元BOYFRIEND)、インジュン、有村昆、Yumiの4名が登壇し、今週末から始まる公演への思いや意気込みを語った。
―Q. 最初にオファーをもらった時、どのように感じましたか?
ヨンミン:かなり現実とかけ離れたストーリーなので、それをきちんと表現したいと思いました。とても難しい役でストレスも少しありましたが、稽古も楽しかったです。
インジュン:世界的に有名なキャラクターであり、さらにその作者も合わせて2役を演じる上で、その差をどうやって表現したらお客様に伝わるかとても悩みました。でも皆様の期待と応援もあって毎日楽しい時間を過ごしています。
有村昆:普段は作品を批評する立場なので、最初に台本を読んだ時に率直にとても面白い作品だと思いました。メインの主人公2人が対決するという夢のような展開の、世界的に素晴らしい作品を約100年後に私たちが演じるというのは、まさに舞台の一つの転換点ではないかと思いました。その作品に携わることができて僕自身もとても楽しみです。
Yumi:演技は昔少し経験した程度だったのですが、本格的にやってみたいという思いはずっと持っていたので、お話をいただいた時にぜひやりたいとお返事させていただきました。このような素晴らしい作品に出演できるということで、キャストの皆様の役に立てるような立場になりたいと思って、日々稽古に臨んでいます。
―Q. 今回の作品で、お客様に見て欲しいアピールポイントを教えてください。
ヨンミン:アルセーヌ・ルパンは明るい性格の役ですが、モーリス・ルブランは作品を作る上での悩みが多い役なので、その役の違いをぜひ見ていただきたいと思います。
インジュン:コナン・ドイルがシャーロック・ホームズを生み出すのにどういう過程があったのかを詳しく伝えたいと思っているので、そこを見て欲しいと思います。また、コナン・ドイルからシャーロック・ホームズに切り替わる時の演技の差や、演技以外のアクションの部分も毎日真剣に練習しているので注目していただきたいです。
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