イ・ジュンギは韓国でも「謙虚なスター」としてよく知られる。そんな性格の彼がドラマ『無法弁護士』では、拳を使ってでも目的を達成するという異色の弁護士に扮している。そのギャップもまたドラマを面白く彩っている要素の1つだ。
謙虚さとクリーンなイメージ
俳優は演技さえ上手であればいいというわけではない。端的に言えば、ファンを大事にしない俳優は長く愛されることはないだろう。
かつて、ジャッキー・チェンがイ・ジュンギについてこう語ったことがある。
「イ・ジュンギさんのもっとも大きな魅力は、その謙虚さだと思います。彼には香港の並の俳優よりも多くの取材陣とパパラッチがまとわりついています。パパラッチはスターにとって厄介なもので、ときには腹が立つ存在でもあります。しかし、イ・ジュンギさんはそんな人にまで細かくポーズをとってあげたり、挨拶をしたりします。マスコミで彼の悪口を見つけられません。私はイ・ジュンギさんの謙虚さとクリーンなイメージに魅力を感じています」
ファンはスターの容姿だけに惚れているわけではないのだ。たとえルックスで好きになったとしても、最後はやはり人間性こそが憧れの対象になる。謙虚なイ・ジュンギを見ていると、心からそう思う。
そんなイ・ジュンギが、2018年に韓国ケーブルチャンネルのtvNで放送された『無法弁護士』に主演した。
果たして、彼が演じた役とは?
(ページ2に続く)
イ・ジュンギが影響を受けた「ブラックリスト問題」の本質とは何か
『麗<レイ>』でイ・ジュンギが演じた光宗(クァンジョン)の実像とは?
イ・ジュンギ、ヒョンビン、東方神起ユンホ/入隊時に語った名セリフを思い出す