安息の魂
『トッケビ』は大物のキム・ウンスク作家がシナリオを書いているが、実はコン・ユはキム・ウンスク作家の主演オファーを5年間も断り続けていた。
その末に『トッケビ』への主演を決めたのだが、そのときの発言が面白い。
「こんなに小心で怖がりなトッケビ(鬼)でも大丈夫であれば、一緒にやりましょう」
自ら「小心」と言うところが、いかにも慎重派のコン・ユらしい。
『トッケビ』でコン・ユが扮したのは、900年以上も生き続けて胸に剣を刺したままのキム・シンだった。
もちろん、キム・シンをコン・ユが演じたからこそ、『トッケビ』はあれほど心に残る作品になった。
そのキム・シンをコン・ユはどう捉えていたのか。
「キム・シンが心の奥に抱えていた寂しさ、哀しさ、真実……。彼がたどってきた人生と歴史があるからこそ、視聴者に受け入れられたのでしょう」
まさに、コン・ユこそが安息の魂を求めていたキム・シン自身だと言えそうだ。
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『トッケビ』でコン・ユが立ち尽くす度に1枚の絵画が生まれる!
『トッケビ』から眠っていたコン・ユがついに俳優魂を覚醒させた!
コン・ユ主演の『トッケビ』は魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!
コン・ユとイ・ドンウク!『トッケビ』からさらに続く友情物語とは?