韓国人気アイドルグループ「EXO」の中国人メンバーLUHAN(ルハン、24)が所属事務所SMエンタテインメント(以下、SM)を相手に専属契約効力不存在確認訴訟を提起した問題で、5千万ウォン(約500万円)を請求されたとされるSMのキム・ヨンミン代表理事に関心が集まっている。
キム・ヨンミン氏(金英敏、44)は韓国の大手芸能事務所SMの代表理事を務める。1999年にSMに入社し、BoAや「東方神起」、「TRAX」などの日本進出業務を担い、2005年にSMの代表理事に就任した。
キム・ヨンミン氏は父親の仕事の関係で5歳(1974年)で日本に渡り、小中高を含め16年間を日本で過ごした。その後、韓国・高麗大学社会学科に進学し、卒業。大学卒業後に同時通訳のアルバイトをしていたところ、1999年にSMの求人広告を見て志願し、入社した。海外事業部担当として入社したキム・ヨンミン氏は5か月後にチーム長となり、BoAの日本進出プロジェクトを遂行した。以後、「東方神起」などの日本進出に一役買った。そして、2001年1月、SMの系列会社であるオンライン・音楽ポータル、ファンダンゴ・コリアの代表理事に就任し、2005年5月にSMの代表理事となった。
2008年には大韓民国文化コンテンツの海外進出有功者として大統領表彰を受け、2011年、大衆音楽の世界化及び韓流拡散に寄与したことが認められ、第48回貿易の日記念式において功労賞を受賞している。また、2012年、毎経エコノミーにおいて、「韓国の100大CEO」にも選ばれるなど、韓国芸能に多大な影響力を持つ人物として知られる。
また、流ちょうな日本語を駆使し、日本のテレビ番組にも出演したことがあり、K-POPファンの間ではかなりの有名人である。
最近発生した「少女時代」ジェシカ問題や今回の「EXO」LUHANによる訴訟など、今後の動向はこのキム・ヨンミンSM代表理事にかかっていると言っても過言ではない。
WOW!korea提供