「ファンを信じています」
――弓道も覚えたそうですね。
「ええ。アクションでは弓道をやる時に親指をかけて、ひねってから打つことで、方向を変えたり、カーブをかけたりという伝統的な弓道を知ることができました。本当に楽しかったですね」
――逆に、撮影で大変だったことは?
「アクションを初めて経験する他の新人俳優や後輩俳優が“もっと、うまくやりたい!という“欲張るこころ”が出て怪我をしてしまったことが残念でした。しかし、後輩俳優が怪我することで、撮影が1ケ月間ストップしたことがあったんですが、そのおかげで休むことができました(笑)。なにしろ夏の一番暑い時でしたので、その時は感謝しましたね(笑)」
――『大風水』のイ・ソンゲは前半に動物の皮をかぶり、“酒と女に明け暮れる”といった道楽に溺れるといったキャラクターでした。こういうところは、ファンの方が心配しませんでしたか?
「『チャングム』や『トンイ』のイメージが好きなファンの方もいますが、俳優としての自分を愛してくださるファンの方は僕がどんな役を演じても応援してくれますし、僕も信じているので問題はないですね」
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