映画「妓房の郎子」が、イ・ジュノ、チョン・ソミン、チェ・グィファ、コ・ナヒの愉快な雰囲気のスチールカットを公開した。
「妓房の郎子」は、不景気な朝鮮時代に閉業危機の妓房「ヨンプンガク」をいかすためにホ・セク(イ・ジュノ)が朝鮮で最初の男芸者になって起こるエピソードを描いた。
こんな中に、ホ・セクと道人ユッカプ(チェ・グィファ)の愉快なコンビが目に付く。「カンジャンケジャン(カニの醤油漬け)にも劣る。食いつぶし」と虐待されて「ヨンプンガク」から追い出された「妓房の郎子」ホ・セクは、山賊にあって裸になって物乞いをしていたユッカプに会った。お互いに行き場のない境遇で運命的に出会ったふたりは気さくな仲になり、ついに兄弟の縁を結んだ。このホ・セクとユッカプが、閉業の危機に置かれた「ヨンプンガク」をいかすために活躍しながらコミックな名場面を誕生させたという。
また、しっかり者のお嬢さんヘウォン(チョン・ソミン)と 恋の架け橋役を果たすアルスン(コ・ナヒ)の者姉妹のコンビも印象的だ。朝鮮時代の貴族だが身分差別を不当だと思うヘウォンは、小間使いのアルスンとも実の姉妹のようにどこでも一緒に行く仲だ。いつのころかふたりが行く所に現われて親切にしたり冗談を投げかけるホ・セクが気になるヘウォン。彼の本音を誰より早く気付くのも当然アルスンの役割だ。特にヘウォンのそばで猛烈に活躍するアルスンの味のある口調と名セリフも劇に笑いを与える。
映画「妓房の郎子」は、7月10日に韓国で公開される。
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