過去に薬物を購入した疑惑で韓国ボーイズグループ「iKON」を脱退したB.I(22、本名:キム・ハンビン)に対して、警察が再捜査の意志を明らかにした。
京畿(キョンギ)南部地方警察庁の麻薬捜査隊は12日、「B.Iと薬物購入に関してカカオトークで会話をしていたAに接触し、Aの証言に変化があった場合、B.Iに対する再捜査を検討する方針だ」と明らかにした。
KBSとメディアは12日、AとB.Iが薬物に関する会話をしていると思われるカカオトークのメッセージを公開し、B.Iの薬物購入疑惑を提起した。
Aは2016年8月大麻草を使用した容疑で龍仁(ヨンイン)東部警察署に緊急逮捕された人物。警察は当時の調べで、AがB.Iと薬物購入に関する会話をしたカカオトークのメッセージを確保した。
当時、Aはこれについて「B.Iが薬物をほしいと言ったのは間違いないが、彼には渡さず、一緒に使用したこともない」と証言していた。
警察はAが、B.Iの薬物購入を否認すると、B.Iに対する調べもなく、AとAに薬物を渡した販売者だけが立件されて検察に送致された。
その後、3年近くが過ぎた今日(12日)、B.Iの薬物購入疑惑と、当時の警察の不正捜査疑惑が浮上し、警察が再捜査の検討という立場を明らかにしたのだ。
ただ警察関係者は「当時はAの証言以外にB.Iの疑惑を確認する客観的な証拠を見つけるのが困難で、B.Iに対する聴取ができなかった」と説明。
警察は近いうちにAに接触し、AがB.Iに薬物を渡さなかったというこれまでの主張を覆したり、2016年の時と事実関係が違う部分があったりした場合、再捜査に着手する方針だという。
WOW!korea提供