1996年に韓国で初演され、再演に再演を重ね約20年間ロングランを遂げた異例の国民的大ヒット舞台「私に会いに来て」が日本キャストにより、9月13日(金)~16日(月祝)東京・新国立劇場 小劇場にて、9月19日(木)・20日(金)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。
制作発表会見が行われ、キャストが集合。更に先日発表されたキャストに引き続き、SUPERNOVAのグァンスら第二弾出演者・メインビジュアル・公演日時等の詳細が解禁となった。先日行われた第72回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを獲得したポン・ジュノ監督は、この作品を原作とし、2003年に映画「殺人の追憶」として公開。韓国アカデミー賞(大鐘賞)において4部門で賞を獲得し、出世作となった。
主演・キム・インジュン刑事役を務めるのは、ミュージカル『レミゼラブル』、『南太平洋』から、ミュージカル『刀剣乱舞』、MANKAI STAGE『A3!』、特撮作品までマルチに活躍する藤田玲。本作が舞台単独での初主演となる。その他、チョ・ナンホ刑事役に様々な映像・舞台作品に出演する 中村優一、パク・ヨンオク記者役にHKT48卒業と共に舞台初出演となる兒玉 遥、ミスキム役に5人組アイドルユニット「きゅい~ん‘ズ」の 西葉瑞希、そして、容疑者役に韓国出身のダンスヴォーカルグループSUPERNOVAとして活躍する傍ら、舞台等でも精力的に活躍するグァンス、キム・セゴン課長役に大河ドラマから様々なミュージカル作品で活躍する栗原英雄が出演する。演出は、ブロードウェイ作品『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』など数多くの舞台の脚本・演出を手掛けるヨリコ ジュンが務める。
実際の殺人事件の資料をもとに創作された本作。次々と起こる猟奇的殺人事件の捜査を担当するため、ソウルからエリートの若手キム刑事が華城警察署に派遣される。怪しい人物を取り調べていくが、決定的な証拠がつかめず焦りはつのるばかり。そんな中、キム刑事に惚れる茶房の従業員ミスキムとの恋愛や、チョ刑事とパク記者の秘めた関係など、捜査本部の人間模様を描いた究極のラブサスペンス。チケットは6月15日(土)より先行販売、8月4日(日)より一般発売開始となる。
その他公演詳細は、 https://www.watashiniainikite.com/ にて随時公開。
<グァンス(SUPERNOVA)より出演にあたって>
舞台「私に会いに来て」の出演が決まり光栄に思っております。韓国で23周年を迎える舞台、そして、その舞台をリメイクし、大ヒットした映画。この日本版作品に参加出来るなんて、本当に嬉しいです。映画を100回くらい観る程に大好きな作品なので、その作品に自分が出演することになり今から色々と楽しみです。ヨリコさんや他の演者さんと共に、この作品の新しい世界感をたっぷりと観客の皆様に届けたいと思っています。丁寧に演じたいと思います。
<映画「殺人の追憶」について>
2003年に公開され、その年の韓国アカデミー賞(大鐘賞)では「作品賞」を初めとして、4部門に輝いた映画「殺人の追憶」。ポン・ジュノ監督によるこの映画は、韓国で観客500万人を突破して、当時としては記録的な大ヒットとなった。日本では第16回東京国際映画祭で上映、「アジア映画賞」に輝き、2004年3月に全国公開され、スマッシュヒットを遂げた。この映画の原作は、舞台「私に会いに来て」。2018年3月には日本初上演され、そしてこの度、2019年9月に新国立劇場小劇場・サンケイホールブリーゼにて、上演する。
<舞台「私に会いに来て」韓国版について>
実際の猟奇殺人事件の資料をもとに創作された本作は、犯行の残酷性や猟奇性を鋭く描き出すセンセーショナルな内容と、捜査に当たる刑事たちのビハインドストーリー、それを演じる俳優たちのウイットに富んだ演技は観客や評論家からも高い評価を得ている。韓国では1996年の初演より、再演に再演を重ねている国民的大ヒット舞台である。2016年には舞台化20周年を迎え、ソウル・明洞芸術劇場にて特別公演を大ヒットのうちに幕を下ろした。
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