「取材レポ」BIGSTAR 100STORIES完走!!ファンと涙の約束「韓国の活動を終えてまたすぐに日本に戻ってきます!」

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今年春より日本でのメジャーデビュー準備のために活動拠点を日本に移し、毎回違ったコンセプトで100回のライブを行うことを宣言し活動していた5人組ボーイズグループBIGSTARが、9月26日(金) 記念すべき100回目の公演日を迎え、東京・赤坂BRIZにて「END&AND」を開催した。

会場前にはたくさんのファンが駆けつけ、1階オールスタンディングと2階指定席は、あっという間に満員となる。100回目の記念公演であり、また日本最後のライブということもあり、会場は落ち着きを見せない様子で開演時間が迫る。暗転しステージに張られた幕にBIGSTARの映像が映し出され、幕が落ちるとスポットライトにメンバーが一人ずつ照らされる。「Be brave」、「run& run (イルタンダルリョ)」と「ナルラリ」と3曲続けてパワフルなダンスパフォーマンスで会場を魅了。メンバーの顔には1曲目が終わる頃には早くも汗が見られた。輝く笑顔を見せ、フィルドッグの「じゃ、あいさつ1.2.3!!(韓国語)」の掛け声で「The future of brave sound BIGSTAR!こんにちは。BIGSTARです。よろしくお願いします」と5人であいさつ。続けてソンハク、フィルドック、レファン、パラム、ジュドの順にそれぞれが気合いの入った自己紹介で会場を見渡すBIGSTAR。「100回目の公演なので言葉とかいらないですね。次の歌にすぐ行きましょう」と、次のステージへと展開。

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まだ日本デビュー前で、5人で歌う曲は韓国で発表された楽曲で構成されているが、韓国語の掛け声も完ぺきに声を揃えて、BIGSTARを応援するファンで会場の熱気はどんどんと上がっていく。「ドグガトゥ ヨジャ」、「ヌンカマ」と重低音が響く楽曲でセクシーなダンスも披露。続いて披露された「ホロソギ」ではイントロが流れだすと大歓声が起き、掛け声も一層大きくなった。100回公演までずっと走ってきたことを、パラムは「夢みたいです。今の雰囲気は温泉みたいですけど(笑)」とスモークのたかれた会場で盛り上がり熱くなった状態を温泉に例えて会場の笑いを誘った。この日の公演で一番期待しているソロステージは誰のステージかという質問にフィルドッグとパラムが「末っ子のジュドです」と答え、質問をしていた本人ソンハクは「僕はソンハクさんです!」と自分の宣伝をして盛り上げた。

 

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ソロステージのトップを飾ったのはレファン。ジャケットを肩にかけステージ上段に用意されたピアノの前に登場。Jeff bernatの「call you mine」をピアノの弾き語りでレファンの甘い歌声を聞かせると、「Let’s GO」の掛け声と共に、テンポアップした同曲でジャケットを脱ぎ捨てダンスも見せ、レファンの髪を掻き上げる仕草にファンは大興奮。続いて登場したのはジュド。Chris brownの「say good bye, you excuse me miss」でジュドもレファン同様に歌とダンスの両方のパフォーマンスを披露。途中、女性ダンサーの腰に手をやるシーンではファンからは悲鳴のような歓声が上がった。

ソロステージを見せた後は、レファンとジュドでユニットステージも披露。メインボーカルの二人の歌声には会場中が酔いしれた。他のメンバーも歌声に感動した様子で、「やっぱりすごいね~かっこいいですね」とソンハク、フィルドッグ、パラムが舞台に現れた。レファンのことを「歌もできるしダンスもできるし」とソンハクが褒めるとフィルドッグが「歌もできるし?」と聞き返し、ソンハクが「(ダンスは)キャンセルします」と笑ってみせた。ジュドの女性との絡みのダンスについては、「ちゃんと出来たみたいでよかったです」と最年少の成長を喜んだ。

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ライブ中盤に差し掛かり「センガンナ」でレファンの歌とフィルドッグ、パラムのダンスで始まると歓声が響き、「セロウンサラミ」ではファンも一緒に踊り、再び上がり始める会場の熱気。「BABY GIRL」では横一列で5人揃ったセクシーダンスを見せ、次に鳴り始めたのは先日韓国で音源公開されたばかりの新曲の「ノルジウォボンダ」のイントロ。ファンは大歓声を上げて喜んだこの曲は、レファンが作曲し、パラム、フィルドッグも作詞に参加したメンバー自作曲で、韓国で次に発表するアルバムに入る予定である。

 

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次にソロステージを披露したのは、ソンハク。徳永英明の「レイニーブルー」をしっとりと歌い上げた。グループとして歌もダンスも得意とするBIGSTARであるが、ソロでのそれぞれの実力もしっかりと見せた。ソンハクの歌声を聴いていたジュドは「男ですね。男の声」と絶賛しながらステージに登場し、レファンは「わぁー」と泣くフリをしてソンハクに抱きついた。ジュドが「ソンハクさん僕も!」とソンハクとハグ。レファンも「僕も、ジュド!」とハグし合う3人のメンバー。ハグを求める姿に「かわいい!!」とファンから声が上がった。

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残るソロステージはフィルドッグとパラム。まずはフィルドッグが、ミディアムテンポの曲に合わせてラップを披露。「Who’s the guy?」というフィルドッグの掛け声で舞台に現れる一人の男性(パラム)。上半身裸で鍛えられた腹筋に、キャップとマスクで顔を隠し、迫力のあるダンスを見せた。パラムはフィルドッグとは対照的に高速ラップでファンを魅了。それぞれのソロステージを終えると「さぁ行きましょう!」の掛け声でフィルドッグがステージに再登場し、ラッパー二人の共演が始まる。ラップとダンスで会場の歓声を煽り、HIPHOPの世界へと観客を導く。続いて、ソンハクとジュドも制服を着た学生のようなスタイルでダンスを披露。まるでダンスバトルのようにフィルドッグとパラムがまたもやステージに現れ、ソンハクとジュドをステージから追い出す。激しいダンスに会場が揺れ、ソロダンスには、メンバーの名前を呼ぶ声が会場に響いた。

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ソロステージとユニットステージでかっこいい姿からかわいい姿まで全部を見せBIGSTARの魅力を最大限に披露し、一時も目を離せない構成にファンも大喜び。

最後のMCコーナーで、レファンは「ソロステージやユニットもお見せしましたが、100回公演がもう終わりに近づきましたね。気分が何かおかしいです。明日また101回とか102回とかずっとありそうなのに寂しいね」と話を切り出す。ソンハクも「今日も終わりが来ないと思っていましたが、終わりが来ましたね。BIGSTARの魅力を全力でお見せしましたが、みなさんどうでしたか?僕たち100回公演が終わったら韓国でかっこいい姿でカムバックして、もっとかっこよくなって戻ってくるから浮気するな!!浮気したら日本に来ないからね!!」とファンに忠告。フィルドッグも「フィルドッグは記憶力が超いいので、気を付けてください。もし他のグループのDVDとかで応援している姿を見つけたら…」、パラムも「全部友達だからね」と応戦。必ず戻ってくる事をファンに約束をするBIGSTAR。

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一年前に同じ会場で公演をした彼ら。「その時は、オールスタンディングではなく、客席があり、空席もありましたよ。今はその時よりも大きくなったのが見えるからうれしいです。みなさんがいなかったら何もできなかったです。ファンと歌手じゃなくて、人と人として6ヶ月も会っていたらただの縁ではないです。みなさんの顔も声も絶対忘れないよ。また来る時まで、大好き!」とレファンが喜びを語った。

 

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ジュドは「最初からみなさんがずっと応援してくださったので、それが僕の力になりました。これからもっとがんばります。今からが始まりです」
フィルドッグは「僕は、100回公演の前にメンバーのソロ舞台少し見たけど、今の姿じゃなくて6ヶ月前の姿を思い出して、みんながんばって…」と泣きだしてしまう。
パラムは「どうしよう。泣かないで」と言いながらタオルをフィルドッグに手渡し、ジュドは「あなたがリーダーですよ。僕は韓国で1位を取るまで泣かない」と必死で涙をこらえた。フィルドッグは涙を拭きながら「みなさんと今まで走ってきましたがすぐ戻ってくるので待っていてください」と日本語であいさつした後、韓国語で「韓国から来て下さった韓国ファンのみなさん、僕たちが日本でこのくらい一生懸命やったということを見せてあげたかった。ここまでやり遂げたという事を証明したかったです。いつも僕たちが一生懸命することを信じてくれて…僕たち5人のメンバー…(ここからは日本語)ソンハクは1人学校に通って。レファンは忙しいけど『ノルジウォボンダ』という曲を作って、ジュドはいつもありがとう。いつも僕たちが年下だから大変そうだったBIGSTARのラッパーパラムさんもいつもありがとうございます。みなさん今日より明日がもっと大好きです。ありがとうございました」
パラムは「ファンのみなさん、今日が100回のコンサートですが、僕たちが会うのは今日が終わりじゃないでしょ?だからもっとがんばりましょう。ずっと一緒に走りましょう。わかりましたか?ちょっと雰囲気、元気になりましょう!」と最後のあいさつを終える。

ファンもBIGSTARのそんな姿に涙を流し目を赤くしたが、最終曲の「ヌッキミワ」で、また笑顔になるメンバーに最後まで声援を送り続けた。アンコール2曲を披露し最後にメンバーも念願であったファンと記念撮影をし、ライブは終了。終了のアナウンスが流れても「BIGSTAR」コールが鳴り止まなかった。

BIGSTARはこの日、100回目の公演を大盛況で終わりを迎えた。100回ライブが始まった当初個別インタビューに応じてくれた彼らは日本語が少しできる程度でインタビューは通訳を介して行われた。そんな彼らは今では約2時間のコンサートを自分たちでコメントをしながら作り上げていくほどに成長し、日本のファンも大幅に増やした。日本での最後のイベントは9月28日(日)さよならファンミが行われ、BIGSTARは韓国へと帰国する。彼らの宣言通り、韓国での活動や、その後の日本デビューへの活動が今後期待される。

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メンバーからファンへの手紙

レファン:こんにちは、BIGSTARのメインボーカルレファンです。もう100回目の公演が終わるね。初めて日本に来たときたくさん心配して、日本語もできないのでたくさん心配したけど、全部みなさんが居たからできましたよ。100回の終わりがみなさんとの終わりじゃないから、泣かないでね。僕も絶対泣かないよ。また日本に来たときはもっとかっこいい姿で来ますよ。その時まで大好きです。アンニョン

ジュド:こんにちは、ジュドです。時間が本当に早いですね。初めに会った時は僕、日本語が全然できなかったけど今は話しています。100回のライブが僕を成長させました。また日本に来るときはもっと成長したBIGSTARを期待してください。トマンナヨ。

ソンハク:こんにちは、BIGSTARのソンハクです。僕が大好きなファンのみなさん。みなさんのおかげで100回まで一生懸命走ってきましたよね。みなさんが居なかったら僕たちも居ないしBIGSTARが存在する理由がないですよ。韓国に帰ったらみなさんに会いたくて生きられないと思うけど生きられるようにがんばります。もちろん、アメブロもたくさん更新します。約束します。永遠にBIGSTARのそばに居てね。サランヘスギ。

パラム:パラムです。みなさん、今日が100回ですね。時間が早いでしょ?100回まで色々ハプニングとかあって僕は楽しかったよ。ずっとファンのみなさんから応援をたくさんもらいましたからここまで来ました。全部みなさんのおかげです。100回コンサートが終わって韓国活動が終わったらすぐ戻るから泣かないで。100回まで来てくれてありがとう。100回は終わりましたけど、今からもずっと一緒に走りましょう。みなさん大好きありがとう。

フィルドッグ:みなさんこんにちは、BIGSTARの魅力が隅々まである人、BIGSTARのリーダーフィルドッグです。6ヶ月くらい一緒に笑ったり泣いたり幸せだったその日を思いながら韓国でもみんさんにもらった愛を忘れないように、今日よりも明日、もっと大好き。コマウォヨ。

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

■BIGSTAR オフィシャルHP http://hy-pd.com/

■BIGSTAR オフィシャルブログ http://ameblo.jp/hy-bigstar/

 

2014.10.04