V.I(BIGBANG)が設立した香港の投資会社は“ペーパーカンパニー”? 租税回避が目的との疑惑提起も


海外の投資家たちに性接待した容疑を受ける韓国男性グループ「BIGBANG」V.I(28、スンリ、本名:イ・スンヒョン)が香港に投資会社を設立したことが確認されたが、香港現地に事務空間などはなく、租税回避などを目的としたペーパーカンパニーではないかとの疑惑が提起されている。

7日、韓国媒体が入手した香港法人の登記書類を見ると、V.Iは事業パートナーのユ某氏(34)、ユ氏が働いていた韓国のコンサルティング会社代表リュ某氏(50)と共に2016年3月30日、香港に“BCホールディングス”という会社を設立した。設立当時、1香港ドル(約14円)株式300株を発行し、3人が100株ずつ分け合った。法人設立書類にはV.Iの本名が英語表記で、パスポートナンバーと共に記載された。BCホールディングスの所在地は法人設立を代行した香港の韓人会計法人と同一だった。

BCホールディングスはユリホールディングスが設立した“グローバル投資会社”だ。V.Iが自身の事業事務所で勤務する姿を番組で公開した際にロゴが登場したことがある。だが、この会社は韓国に法人登記はしていなかった。

ユリホールディングスはV.Iとユ氏が立てた事業体だ。ラーメンフランチャイズなどを運営し、最近物議となった江南のクラブ「Burning Sun」にも投資している。

BCホールディングスのホームページによると、BCホールディングスの投資者はユリホールディングスとベトナムの不動産会社Tan Hoang Mihhグループ、日本の建設関連会社KRHだ。2016年11月のBCホールディングスの書類を見ると、登記理事(Director)だったV.Iとユ氏が辞任し、ベトナム・日本側の投資関係者2人が代わりに任命されている。

法人設立が容易で域外所得に対して関税しない香港はアジアの代表的な“租税避難所”だ。現地の法人設立代行会社に居住地を置いて国内外の資金が通り過ぎるように現地口座を開設する方式で運営されるのが一般的だ。香港に法人を設立し運営すること自体は違法ではない。だが、国内監視網が簡単につかない香港はペーパーカンパニー設立を通じて租税を回避したり、各種経済犯罪の窓口として悪用されてきた。専門家は「ペーパーカンパニーなのか確認するためには財務資料を確認し、資本金規模の適正性や所在地の実在性などの要素を見て判断しなければならない」としつつも、「明確な事業実態を把握するのが難しい会社はペーパーカンパニーの可能性がある」と指摘した。

BCホールディングス側は媒体の質問について、リュ氏を通じて「香港に法人を設立したのは租税回避とは関係ない」とし、「アジア地域を対象とするCross Border投資を目的に金融ハブである香港のインフラを活用するためのもの」と説明した。BCホールディングス側は「投資会社として実際の投資検討および執行など正常な企業活動を遂行する会社であり、ウリィ銀行香港支店を主な取引銀行とし、香港の税法により税金を納付することになっている」と解明した。リュ氏は「BCホールディングスは外国人投資家を引っ張って、韓国企業に投資するなど活発に活動している」と述べた。

WOW!korea提供

 

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