トークの後半は兵役問題について、熱く語った。
以前は芸能人にとって、兵役は社会から隔離され、2年近くも活動を休止せざるをえないとして考えられていた為、かつては「兵役は芸能人の墓場」と呼ばれていた。
しかし、現在はSNSなどによって、入隊中の様子がわかることにより、兵役をキャリアと捉える傾向があるという。
さらに俳優ヒョンビン、ソン・ジュンギ、東方神起のユンホを例に挙げ、兵役をキャリアとし成功した芸能人と紹介した。
海兵隊の隊員は「男の中の男」と尊敬をこめて呼ばれている軍の訓練が一番厳しいことで有名な海兵隊に自ら志願したヒョンビン。
除隊後、逞しいイメージをプラスして、俳優として大活躍している。
ソン・ジュンギは軍事境界線のすぐ近くの最前線で軍務を全うし、復帰作「太陽の末裔」でエリート軍人役を見事に演じ、以前の柔らかなイメージを脱ぎ捨て、演技の幅を広げた。
ヒョンビン、ソン・ジュンギは兵役を最良のキャリアにした俳優だとした。
最後に芸能界において、兵役に対する印象の変化を促した立役者として、東方神起のユンホを挙げた。
ユンホとチャンミンも除隊後、芸能界に復帰した後は、さらにパワーアップしたステージを披露し、絶大な人気を誇っている。
特にユンホは難易度が高いと言われる特級戦士に選ばれている。
体力・射撃技術・軍務態度で最高レベルの人に与えられる名誉が「特級戦士」だ。
軍楽隊の練習に集中し、体力や射撃技術でトップレベルに行くのは超難関といっていいだろう。
ユンホが兵役期間中、どれだけ努力したことかとしながら、新兵訓練でも最優秀訓練兵賞を受賞したユンホに対し、「入隊時に『除隊するときは、より強くて、いっそう素敵な怪物になって帰ってきます!』と宣言したユンホは本当に素敵な怪物になって帰ってきた」と称賛した。
続いて、兵役の基本的な知識として、「兵役期間」、「徴兵検査」「新兵訓練」等について語った。
「兵役期間」については2018年10月から実施されている兵役期間の短縮で21カ月から18カ月に短縮されるとし、18カ月の兵役期間が完全に実施されるのは、2020年6月15日以降に入隊した人で、それまでは2週間ごとに1日ずつと、段階的に兵役期間が短縮されるとした。
「徴兵検査」では1級から7級まで兵役等級が判定され、1級から3級の人が現役兵、4級は「喘息」「後遺症」など持病がある人で、チャン・グンソクは「双極性障害」のため、社会服務要員となった。(3ページに続く)