「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.55「SHINeeのキーが入る軍楽隊」

写真=韓国陸軍公式サイトより

SHINeeのキーが軍楽隊に合格し、兵役の義務を果たすために3月4日に入隊することが決まった。SHINeeのメンバーの中ではオンユに続いて2人目の兵役入りだ。そのキーが入る軍楽隊には、どんな種類があるだろうか。

3種類に大別できる

兵役で軍楽隊に所属するといえば、今までの例を見てみると、東方神起のユンホがあまりに有名だ。
彼は楊州(ヤンジュ)に駐屯する第26師団の軍楽隊のメンバーとなって、軍務を立派に全うした。
実際、師団内部の公式行事だけでなく、市民向けのステージでも幅広く活動して民間交流に尽くしている。
その印象がまだ強く残っているので、SHINeeのキーも師団の軍楽隊に入るのかと考えるファンも多いだろうが、兵役に入る前に軍楽隊の選抜試験を受けているところを見ると、ユンホとは所属先が違うかもしれない。

それを考えるために、陸軍の軍楽隊の構成を見てみよう。
陸軍の軍楽隊には大きく分けて3種類がある。
まずは、陸軍本部、陸軍士官学校、首都防衛司令部などに所属する軍楽隊だ。
こういう軍楽隊は50人以上のメンバーで構成されていて、音楽大学などで専門的に音楽を学んできた人たちが中心となっている。

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2019.01.26