俳優ヒョンビン、ミステリー・アクション・ロマンスと幅広いスペクトラム…“期待”を“さすが”に変えた底力

 ※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

tvNドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」でヒョンビンが新たなキャラクターユ・ジヌを誕生させ、代替不可能な存在感を見せつけた。

本作では、現実世界とAR(拡張現実)ゲームの世界を生きる男、ユ・ジヌを演じているヒョンビン。終わりの見えないゲームサスペンスの中で広がるミステリーとアクション、チョン・ヒジュ(パク・シネ)との切ないロマンスまで、幅広い演技スペクトラムを披露し、圧倒的な存在感でドラマを導く。そして「さすがヒョンビン」という好評を得ている。

自分でも分からぬうちに奇妙なゲームサスペンスに巻き込まれたジヌは、感情の屈曲が激しいキャラクターだ。物語の序盤、ものすごい価値のゲームを発見し、その権利を手にした瞬間の歓喜は、死んだチャ・ヒョンソク(バクフン)がゲームNPC(Non-player Character:ユーザーにクエストやアイテムを提供する仮想キャラクター)で復活しながら絶望的に急激に変化した。物語が進む中、ヒジュとの運命的なロマンスも積み重なっていく。ヒョンビンは予想外の状況に直面し、刻々と変化するジヌのキャラクターを繊細に表現して視聴者を魅了。ロマンスは、皮肉で遊び心の多かった顔から、深い恋に落ちた男の感情を遺憾なく見せた。
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  • 2019.01.18