人気バンドCNBLUEのジョン・ヨンファを大学院に裏口入学させた疑いで1審で実刑を宣告された慶熙（キョンヒ）大学の教授が控訴審で減刑され、執行猶予が言い渡された。

ソウル中央地裁刑事控訴4部は本日（17日）、業務妨害の疑いで起訴された慶熙大学の教授のイ氏に懲役10ヶ月を宣告した原審を破棄し、懲役10ヶ月、執行猶予2年を宣告した。

1審で実刑を宣告受け拘束されたイ氏は、控訴審で保釈申請が引用され釈放された状態であった。この日、実刑が宣告されれば再び拘束されることになるが、執行猶予が宣告され法廷拘束を免れた。

裁判所は「虚偽で面接点数を付与し、ジョン氏などを合格させることで大学院の入学選考を形骸化するなど罪質が重い」とし、「以前にも学部長として影響力を行使し、教授たちの面接点数を勝手に決めるなどし入学手続きを思うがままに操作した」と指摘した。

裁判所は「犯行の動機が、イ氏が主張するように学校の広報や発展のためだったと見られない」と言いながらも、「ただジョン氏など3人の入学によって不合格になるなどの不利益を受けた者はいなく、金銭的・経済的な代価を得たとも見られない」と減刑の理由を明らかにした。

イ氏は、2017年前期に慶煕大国際キャンパス一般大学院の博士課程の入試選考でジョン・ヨンファや実業家のキム氏などが面接に参加しなかったにもかかわらず合格させた疑いで起訴された。

同様の方法で歌手チョ・ギュマンに対しても、締め切り後に願書を提出したにもかかわらず、処理したことが明らかになった。

 

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