今度はチャン・グンソクが『ラブレイン』のタイトルの意味を語っている。
「僕は、雨というのは涙に例えられるのではないかと思います。うれしさ、喜び、悲しみの涙とも表現できると思います。生きていく上でさまざまな感情を経験します。愛という感情を通じて流す涙というのは、ドラマのセリフにもあるように、愛の雨にも似ている感じがしました。『ラブレイン』というドラマのタイトルそのものが、まさに、その意味を如実に表しているのではないかと思います」
最後にペ・ヨンジュンが『冬のソナタ』についてこう語った。
「2003年の当時、日本の公営放送であるNHKが韓国のドラマを放送するのは初めてでした。海外で韓国の作品と俳優に関心が持たれることも信じられない事実でした。ですから、実際に日本に行って現地の反応を直に確認して、私は本当に驚きました。コンテンツがいかに大きな波及力を持っていたのか、いかに偉大なヒーリングの原動力になれるのか、すべてを初めて理解できました。『冬のソナタ』は俳優として人間として、私を大いに成長させた作品でした。その愛情が個人に移りながら“ヨン様”という他の名を持つようになりました。明らかなのは、私の人生はその名前をもらう前と後で分かれるという事実です」
構成=「ロコレ」編集部
コラム提供:ロコレ
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