早朝にKBSニュースを見ていたら、ソウルの寒さが極端に厳しいことが報じられていた。そんな映像を見ていると、「暖かい場所にいたいなあ」と考えてしまう。そこで思い出したのが、チャン・グンソクが寄付した練炭のことだった。
チョッパンの意味は?
チャン・グンソクは現在も兵役中でソウル消防災難本部で社会服務要員として代替服務を行なっている。
その彼が12月1日、ソウル社会福祉共同募金会を通じてソウル市立永登浦(ヨンドゥンポ)チョッパン相談所に1万3000個の練炭を贈った。
兵役中でも慈善活動を欠かさないのがチャン・グンソクらしいが、寄付したものが「練炭」ということに特別な意味を感じる。
従来から、練炭は冬の韓国に欠かせないものだった。
特に、韓国の冬には床暖房のオンドルが必須だが、このオンドルにはずっと練炭が使われてきた。
経済成長をとげた今では、ボイラーを設置してオンドルを使っている家庭が多くなったが、経済的な問題でまだ必要としている人たちはいる。
チャン・グンソクが練炭を贈った相手先のチョッパン相談所というのは、低所得者向きの福祉活動をしているところだ。
この「チョッパン」というのは韓国語で「狭い小屋」を意味している。
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チャン・グンソクはソウル消防災難本部でどんな毎日を過ごすのか