ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」でパク・シネがテレビドラマ復帰の成功を知らせた。
12月1日に初放送されたドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」で、最大レベルの生活力でスペインの古いホステルを運営しながら家族を養っている人物、チョン・ヒジュ役を演じるパク・シネが、初登場から繊細な感情表現と、安定した演技力を披露した。
この日の放送では、スペインのグラナダに位置するボニタホステルの主人であるチョン・ヒジュと工学博士出身の投資会社代表であるユ・ジヌ(ヒョンビン)の運命的な出会いが描かれた。ヒジュは、夜遅くに連絡もなくやって来てシングルルームを探すジヌを見て困惑する。エレベーターのない6階のシングルルームにジヌを案内したヒジュは、まだ掃除ができていない部屋の状態を確認してそわそわするのだった。そしてヒジュは、不機嫌なジヌと口喧嘩をしながら楽しみを作り出した。
翌朝、火災報知器の誤作動で重要な電話を受けられなかったジヌは、アラーム音を聞いて駆け付けたヒジュに積もる怒りをぶつける。これに困惑したヒジュは悲しみで涙を見せる。ホステルに対して不満と不便さを鋭い言葉で吐き出す態度に傷ついたのだ。それ以来、自身が切望する拡張現実ゲームを開発したセジュ(EXO チャンヨル)がヒジュの弟だということを後に知ることとなったジヌと、泣いているヒジュの姿が克明に対比しているシーンは、2人の絡み合った運命の始まりを予告し、物語の興味を加えた。
この過程でパク・シネは「アルハンブラ宮殿の思い出」初放送から確固たる演技力と繊細な表情の演技を披露し、物語をさらに豊かに作り上げた。それだけでなく、突然起こる一連の出来事に対して、ヒジュの変化に富んだ感情線を細かく描きながら、キャラクターとの一体感を高めている。
このようにパク・シネは、「アルハンブラ宮殿の思い出」に対する期待を完成度の高い演技で証明し、2年ぶりに成功的にテレビドラマ復帰を知らせた。
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