3年というブランクを感じさせないほどに完ぺきな姿で戻ってきたヒョンビンのドラマ復帰作となるtvNの新ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」が1日に放送を開始する。
ヒョンビンは、“ラブコメの神”、“アクションの匠”といった様々な別名を持つ。これまでの作品で磨かれた必殺技が、今作でも適材適所に織り込まれている。ヒョンビンの「アルハンブラ宮殿の思い出」を期待させる要素を集めてみた。
●ヒョンビンの品格
ヒョンビンは色とりどりのラブストーリーを視聴者の好みに合うように表現するのに長けている。だから女性たちは“キム・サムスン”にもなり、“チュ・ジュヨン”にもなり、“キル・ライム”にもなれた。ドラマ「キム・サムスン」で芽を出したヒョンビンは、映画「晩秋」で国境を越えた熟練の正統的なロマンスまでクリアした。ドラマ「シークレットガーデン」ではキム・ジュウォン役でシンドロームを巻き起こした。これほどならば、ロマンス界のエリートコースらしい優れた経歴を誇っていると言える。
そんなヒョンビンが、アクションまでとらえた。始まりは映画「王の涙 イ・サンの決断」だ。一番動的なイ・サンを表現するために、怒った背中の筋肉まで準備したヒョンビンは、映画「共助」では快感で華麗なアクションを見せた。また映画「猖獗」で白い道服を着て長い剣を振り回す王子のアクションは、観客をうっとりさせた。
「アルハンブラ宮殿の思い出」は、そんなヒョンビンの“特技”ともいえるロマンスとアクションが均等に結合したドラマだ。ロマンスとアクション、状況に合わせて選択可能なヒョンビンのマルチな技術は、「アルハンブラ宮殿の思い出」を面白くする要素であることは明らかだ。
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