チーズタッカルビの大ブーム以降、韓国料理とチーズの相性の良さが注目されている。様々な料理とチーズがコラボしているが、プデチゲにチーズをたっぷり入れると本当に旨いことがわかった。東京駅からすぐ近くの韓国料理店で美味しく食べた。
両親は全羅道
東京駅の八重洲北口改札から降りて日本橋の高島屋に向かう道がさくら通りだが、その通りのすぐ北側に昭和の雰囲気を漂わせた小さな通りがある。
すし屋、沖縄料理店、九州料理店、立ち飲み店などが軒を並べているが、東京駅から徒歩3分でこれほどの裏通りがあるとは想像もできないほどだ。
その中に、韓国家庭料理「とうがらし」がある。いかにも辛い料理が出てきそうな店だ。この店を仕切っている男性に「コヒャン、オディヨ(故郷、どこ?)」と聞いたらソウルという答えだった。
さらに「アボジヌン(お父さんは?)」と尋ねると、全羅道(チョルラド)の南原(ナモン)ということだった。よく聞くと、母親も全羅道出身だという。
全羅道と言えば、韓国でも食の都だ。
その全羅道出身の両親を持つ男性が店を仕切っているのだから、味は間違いない。
(ページ2に続く)