ここからはスペシャルゲストのユン・ソクホ監督とイ・ジスのトークタイムへ。日本に大きな韓流ブームの影響を与えた「冬のソナタ」とOSTについて、裏話を教えてくれた。「冬のソナタ」だけでなく、多くのドラマでタッグを組んできたイ・ジスについてユン・ソクホ監督は、「私が想像していることをうまく理解し、音楽で表現してくれるので、何度も一緒にやりたくなるんです。私が手がけたドラマ『夏の香り』ではシューベルトのセレナーデが流れるのですが、有名な曲なのでいろんな音楽家でいろんな表現がある中、彼がもっとも私の一番好きな表現をしてくれました」と絶賛。イ・ジスも同ドラマのOSTを作るときのことについて「まず、出来上がった映像を見て、そこに音楽をつけるんです。重要なシーンの詳細は監督がはっきりと教えてくれますが、俳優の演技だけでは伝わらないことを音楽で表現できるように考えていますね」と語った。
トークの後はイ・ジスが作曲したユン・ソクホ監督の作品「花のワルツ」と「ラブレイン」の2曲をピアノ演奏。ドラマの名場面とともに、イ・ジスの奏でる美しいピアノの音色に、会場のファンもうっとりと酔いしれた。
最後は、お待ちかねのRyuの登場。イントロが流れた瞬間にドラマのシーンが思い浮かぶテーマ曲「最初から今まで」を歌い、会場を一気に「冬のソナタ」の世界へいざなった。司会の古家が「何度聴いてもこの曲で皆さん涙しそうになりますね。歌うのは何回目ですか?」と声をかけると、「もうこの曲は23万4千…回も歌っていますね」と会場の笑いを誘うRyu。
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