「取材レポ」Ryuら実力派アーティストが勢ぞろい!スペシャルゲストでユン・ソクホ監督も登場!「Drama Original Sounds Korea2018」開催

次に登場したキム・ナムホは圧倒的な歌唱力で、大人気ドラマのOSTをメドレーで歌い上げた。ドラマ「パリの恋人」を歌うシーンでは、1輪のバラを手に取ってファンの席に降り立ち、一人一人と目を合わせながら最後は「あなたを愛していいですか」の歌詞に合わせて一人の女性へひざまずき手渡しする演出に会場からは大きな声援と拍手が巻き起こった。日本のファンも多く、以前日本に留学した経験を持つというキム・ナムホはトークを日本語で披露。「いつも会いに来てくださるファンに“ありがとう”しか言えないのが悔しくて勉強しました。意外とやさしい人なのでファンになってください!」と爽やかな笑顔で語りかけ、会場の笑いを誘いながらも女性たちを魅了。最後は自身もミュージカルに参加した「僕らのイケメン青果店」の曲と、ドラマ「花より男子」の「Paradise」でより会場を盛り上げた。

ピンヒールにスカートと、ひと際インパクトのある装いのノムノムの2人と登場したのはイ・ヒムン。IUとイ・ソンギュンが共演したドラマ「私のおじさん」のOSTとして話題となった「あの男」を披露した。韓国の伝統民謡の達人と呼ばれるイ・ヒムンがドラマOSTに参加したのはこの曲が初めて。「『ミセン』や『シグナル』のキム・ウォンソク監督から僕がやっている民謡ロックで歌って欲しいとオファーをもらい、僕もファンだったのでやろうと思って。録音して気に入ってくれたら使ってくださいと言ったら、使ってくれましたね。何をやってもダメな男が頑張っているところにこの曲が流れるのですが、映像と自分の歌がマッチしていて良かったです」と語った。日本で映像制作を学ぶために留学した経験のあるイ・ヒムンは日本語も流暢。民謡と共通点のある日本の演歌もその当時よく歌っていたと、この日も美空ひばりの「人生一路」を聴かせてくれた。

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2018.11.05