映画「1987」が10部門で最多ノミネート…「第39回青龍映画賞」候補者・作を発表

 

今年最高の韓国映画を選ぶ最優秀作品賞部門では、「1987」「工作」「リトル・フォレスト」「神と共に-因と縁」「暗数殺人」の5つの作品が候補に挙がっており、視線を引く。「バーニング」のイ・チャンドン監督と製作会社ファインハウスフィルムは青龍映画賞に参加しないという意思を明らかにし、最優秀作品賞と監督賞候補の審査から除外された。ただし、出演俳優およびスタッフの努力と権利を尊重し、その他の部門では候補として選定された。このような決定は、イ・チャンドン監督側が青龍映画賞に参加しなかった2002年「オアシス」、2007年「密陽」、2010年「時」の前例を伴うものである。

「第39回青龍映画賞」は23日午後8時55分からSBSを通じて生中継される。授賞式に先立ち、候補作を無料で鑑賞できる「ノミネート上映制」が11月12日から11月21日まで、ソウル市にあるCGV汝矣島(ヨイド)にて開かれる。

【第39回青龍映画賞の候補者(作)リスト】

◆最優秀作品賞:「1987」「工作」「リトル・フォレスト」「神と共に-因と縁」「暗数殺人」

◆監督賞:キム・ヨンファ(「神と共に-因と縁」)、ミン・ギュドン(「ハーストーリー」)、ユン・ジョンビン(「工作」)、イム・スンレ(「リトル・フォレスト」)、チョン・ジュンファン(「1987」)

◆主演男優賞:キム・ユンソク(「1987」)、ユ・アイン(「バーニング」)、イ・ソンミン(「工作」)、チュ・ジフン(「暗数殺人」)、ハ・ジョンウ(「神と共に-因と縁」)

◆主演女優賞:キム・テリ(「リトル・フォレスト」)、キム・ヒエ(「ハーストーリー」)、パク・ボヨン(「あなたの結婚式」)、イ・ソム(「Microhabitat」)、ハン・ジミン(「ミス・ペク」)

◆助演男優賞:キム・ドンウク(「神と共に-因と縁」)、(故)キム・ジュヒョクさん(「毒戦」)、ユ・ヘジン(「1987」)、スティーヴン・ユァン(「バーニング」)、チュ・ジフン(「工作」)

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2018.11.03