2008年の文化勲章の受章者たちと記念撮影をするペ・ヨンジュン
盛り上がった清州市
結婚式の開始は午後3時からだったが、約1時間前に新郎新婦の控え室に入り祝賀の挨拶を終えると、その足でまたヘリコプターに乗り込み記念式が開催される清州市に向かい、午後4時の式典に参加した。
まさに国家元首なみの多忙な移動スケジュールだった。
江原道から清州市に向かう様子は、リアルタイムで大きなニュースとなった。上空を飛ぶヘリコプターや清州市に到着して地上に降り立つペ・ヨンジュンの姿が韓国全土に配信された。
ペ・ヨンジュンを一目見ようと清州市民が大挙して集まった。そして、受章を祝うために日本から駆けつけた400人以上のファンも加わった。何よりも、日本のファンから送られた大きな花束の映像がつぶさに報道された。
文化勲章受章者の中で、ペ・ヨンジュンに対する注目度は誰にも増して高かった。彼の受章理由は、「韓国の文化を世界に広めた功績、世界的な影響力、公益性などが高く評価された」というものだった。
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