映画「暗数殺人」、モチーフ事件の別の被害者遺族は上映を応援「世の中に出るべき映画だ」

映画「暗数殺人」、モチーフ事件の別の被害者遺族は上映を応援「世の中に出るべき映画だ」

俳優チュ・ジフンとキム・ユンソク主演の韓国映画「暗数殺人」のモチーフとなった実際の事件の被害者遺族が「この映画は世の中に出るべきです」と訴えた。

映画「暗数殺人」でモチーフとなった実際の事件の被害者の息子だと名乗るネットユーザーが27日、「映画を取り巻く様々な状況を見て、残念な気持ちで文章を書きます」と始まる長文の文章を自身のSNSに掲載した。

映画「暗数殺人」は、収監された殺人犯がある刑事に別の殺人を自白し、刑事は殺人犯が書いた7つの殺人リストを信じて捜査に入って起きる出来事を描いた映画で、釜山(プサン)で実際に起きた事件をもとにしている。

事件の被害者遺族は、映画に対して裁判所に上映禁止仮処分申請を提出し、制作会社側は後から謝罪している。10月3日に韓国公開が予定されている。

以下、今回遺族の息子と名乗るネットユーザーがSNSに掲載した文章全文。

(2ページに続く)

2018.09.27