麻薬類を所持し、吸引した容疑で裁判にかけられた韓国の有名シェフ、イ・チャノ氏(34)が控訴審でも執行猶予が言い渡された。
ソウル高裁は7日、麻薬類管理に関する法律違反(大麻)容疑で起訴されたイ被告に対し、原審と同じ懲役3年、執行猶予4年を宣告。また、追徴金9万4500ウォン(約9500円)と保護観察を命じた。
裁判所は「麻薬関連の犯罪はその特性上、摘発が容易ではなく、他の犯罪を誘発する原因となり得るもので深刻である」とし、「イ・チャノ被告は大麻を所持し、吸引しただけでなく、輸入する行為まで続いた」と判断。
また「輸入した大麻の量は多くなく、輸入した大麻を国内に流通させる意思はなかった」とした上で、「また、イ・チャノ被告はパニック障害などによる精神障害の治療を受けており、これを緩和させるために犯行に及んだとみられる。犯行を自白し、反省している」との理由から、量刑が決定されたと説明した。
WOW!korea提供
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