「インタビュー」役柄に反して、相性抜群!ヨン・ウジンがイ・ドンゴンについていこうと 決心した理由とは!?

「七日の王妃」DVDヨン・ウジン(イ・ヨク/晋城大君/中宗 役)インタビュー到着!

役柄に反して、相性抜群!ヨン・ウジンがイ・ドンゴンについていこうと決心した理由とは!?

●このドラマに出演しようと決めた理由を教えてください。
初めてシノプシスを受け取って読んだときに、強烈な印象を受けました。魂を揺さぶられ、その余韻がいつまでも残りました。僕は恋愛ドラマをやりたいという思いは、常に持っていたわけですが、特に今回のドラマのシノプシスを読んで、胸の奥底深くに響く濃厚な……例えば一幅の名画に心を奪われたような気分でした。僕がこれまで演じてきたのは明るいラブコメが多かったんです。それはそれで得るものも多かった気がしますが、今回の作品はそれとは違い、とてもシリアスでした。だから僕にとっても、この作品は挑戦でしたね。心に響く悲恋の物語に挑みたくて出演しました。

●ウジンさんが演じられたイ・ヨクという役は実在した人物ですが、負担に感じたことは?
もちろん、なかったと言えばウソになります。歴史的な事実にフィクションをどう織り込むのか、過去の作品で描かれたイ・ヨク(中宗)像とどう違うのか、それらのさじ加減については、監督とも話し合いを重ねて、十分に気をつけました。制作発表の時にもお話しましたが、三成洞(サムソンドン)に、僕の演じた中宗の陵があるんですよ。演技に悩んでいる時や癒やされたい時、散歩のついでに足を運んでお参りしていました。そして いつもパワーを頂いていました。心が癒やされましたし自信も与えてもらった気がします。メンタル的なことですが、そのような準備をしました。

●イ・ヨクは愛する女性には優しく、民衆を大切にする情熱を持った人物です。そのキャラクターの持つ情熱をどう感じましたか? イ・ヨクとウジンさんの似ている点、異なる点は何だと思われますか?
僕が演じたイ・ヨクという人物は「熱さ」つまり愛と、「冷たさ」つまり権力を同時に志向する人物だと思います。皮肉なことにすべての状況で、彼は愛か権力か選択しなければならない場面に直面します。あらゆる状況で感性か理性かの選択を迫られる、その点が難しかったですね。イ・ヨクは本来、感性で動くタイプのキャラクターなので、突っ走ってしまうところがります。チェギョンはそんなヨクを制止し、助け、また人として成長させてくれる存在でした。感性的に突っ走るヨク、それを制止する理性的なチェギョン。それを表現するのが難しかったですね。しかし苦労した分、演じきった時は嬉しかったです。演じるのが難しかったと感じたのは、僕自身と彼とでは性格が正反対だからです。僕は何かを判断する時、理性的に考えるほうです。だから感情に任せて動くキャラクターを演じるのは、大変でしたね。

●印象に残っている場面や記憶に残るセリフは?
たくさんあります。1つだけを選ぶのは難しいのですが、今回の作品では、ヒロインの名を何度も呼んだのが記憶に残っていますね。「チェギョン、チェギョン!」と。このチェギョンという単語一つに、本当に多くの意味が含まれているんですよ。だから僕は、シン・チェギョンという彼女の名前を呼んだことが、一番印象深いです。ドラマが終わっても、寝言で呼ぶほどですから(笑)。(2ページに続く)

2018.08.02