下半身不随になってしまった新体操スター選手の再生を描く青春映画『私の人生なのに』が、大ヒットを記念して、東京の新宿バルト 9 シアター3にて、19:00から大ヒット御礼舞台挨拶を行い、主演の知英、原桂之介監督が出席した。
満席の劇場に知英が登場すると、「知英!」「ヒットおめでとう」と観客からあたたかい声援がとび、一気に劇場が熱を増しました。
知英は、「暑い中、たくさんきていただいてありがとうございます。公開してからヒット御礼として舞台挨拶をするのは初めてのことなので、ビックリしていますし、実感がない。でも本当に嬉しいです。」
壁にぶつかった時どのように乗り越えていきますかの質問に対して、「深い質問ですね。壁には何回もぶつかってきていますし、乗り越えたこともあるかなと思いますが、どうやって乗り越えたのか。それは、がむしゃらに頑張ったことと、周りのスタッフや家族や友達に助けられたからだと思います。そして、根拠のない自信、大丈夫と思う自信、これで乗り越えるのかなあと思います。」と知英が話すと、監督は、「深くて高い質問ですね。壁をよく知って、梯子を使ったり、遠回りをしたり、誰かに相談したり・・・そうやって乗り越えてるように思います。というか、今がまさに壁です。」と本音をみせると、素直な監督の姿に微笑みが起きました。
8月9日から開催される韓国・堤川(チェチョン)国際音楽映画祭への正式出品が決定し、知英、監督も参加することが発表されると、劇場は割れんばかりの拍手喝さいとなりました。「嬉しいしか言えないです。アジアで唯一の音楽映画祭で上映されることも嬉しいですし、韓国のみなさんにも家族にもみてもらえることが嬉しいです。」と喜ぶを爆発させました。監督も「本当に嬉しいです。お客さんと一緒に鑑賞でき、お客さんと会話ができる機会ですし、異国での上映は、今まで気づかなかったような違うところを発見させてくださるので、とても楽しみです。」と目を輝かせていた。
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