“大麻容疑”韓国有名シェフのイ・チャノ、1審で執行猶予=「密輸容疑は無罪」

“大麻容疑”韓国有名シェフのイ・チャノ、1審で執行猶予=「密輸容疑は無罪」

麻薬類を所持し、吸引した容疑で裁判にかけられた韓国の有名シェフ、イ・チャノ氏(34)に裁判所が懲役刑の執行猶予を言い渡した。

ソウル中央地裁は24日、宣告公判でイ氏に懲役3年、執行猶予4年と保護観察を言い渡した。裁判所はイ氏が自白したハシシ吸引と所持の事実については有罪、イ氏が否認したハシシ密輸疑惑は無罪と判断した。

裁判所はオランダの知人と複数回、通話した事実などに比べると、密輸と疑う余地が十分だとしながらも「裁判所に提出された証拠だけでは、イ氏の要請なく(知人が)ハシシを送るなど共謀に加担していなかった可能性を排除するのは難しい」と述べた。

また「イ氏が有名人だが、誤った行動で社会に大きな悪影響を及ぼしたと見られるという側面から、非難の可能性が大きい」としながらも、イ氏がうつ病・パニック障害の診断を受けた後、持続的に治療を受けた点を勘案し、量刑を決定したと述べた。

一方、イ氏は昨年10月、ハシシを海外から密輸し数回吸引した容疑(麻薬類管理に関する法律違反)などで起訴された。

WOW!korea提供

2018.07.24