「コラム」チャン・グンソクの兵役までの第1部ストーリー(後編)

俳優を続けている理由
『テバク』は2016年3月から6月にかけて韓国で全24話が放送された。
終わったときのチャン・グンソクの言葉が印象的だった。
「作品を通して、私が一体なぜ俳優を続けているのかという理由を見つけ出すことができました」
このコメントの中に、彼の万感の思いを感じ取ることができる。

結局、『テバク』はチャン・グンソクにとって忘れられない作品になった。
その後のチャン・グンソクは短編映画の制作を手掛けたりしていたが、2018年3月から韓国で放送されたドラマ『スイッチ―世界を変えろ』に主演した。
このドラマでチャン・グンソクは、天才詐欺師のサ・ドチャン、検事のペク・ジュンスという2人の人物を同時に演じ分けた。

そして、このドラマを最後にチャン・グンソクは兵役に入った。彼の芸能界での第1部ストーリーが終わったのである。
兵役を終えてからは、彼の第2部ストーリーが始まる。そのときまで、芸能活動はしばらくのお休みだ。

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文=康 熙奉(カン ヒボン)

 

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2018.07.22