「コラム」チャン・グンソク!兵役までの第1部ストーリー(前編)

子役から芸能界で活動を始めたチャン・グンソクは、ドラマ『ファン・ジニ』で俳優としてのすばらしい成長力を見せた。そんな彼は2008年に『花より男子』の出演オファーを受けた。「受けるに違いない」と周囲は予想していたが、チャン・グンソクは『花より男子』の出演オファーを受けなかった。

高いプロ意識
チャン・グンソクが選んだドラマは、『花より男子』ではなく、『ベートーベン・ウイルス』だった。
この『ベートーベン・ウイルス』は、才能がありながらもどこか足りない部分を持つ団員たちが結成したオーケストラの話である。その中でチャン・グンソクは、絶対音感を持つ天才音楽家を演じた。
チャン・グンソクは、『ベートーベン・ウイルス』を選んだ理由についてこう語っている。
「音楽を通じて感情を分かち合い、そして、感動を伝えることができる作品だと思ったからです」


今から考えても、『ベートーベン・ウイルス』のほうを選んだのは英断だった。

この作品は、チャン・グンソクの飛躍に欠かせない作品となった。
チャン・グンソクは、『ベートーベン・ウイルス』でトランペットをはじめて演奏したという。しかし、初心者とは思えないほど華麗な旋律を奏でた。
このレベルに達するには並々ならぬ努力が必要だろう。チャン・グンソクの高いプロ意識がうかがえた。(ページ2に続く)

2018.07.20