各種の実戦想定訓練
体力テストも行なわれる。
メインは3キロ走。ここで合格タイムを出せないと、追試のために走り込みを行なわなければならない。
続いて、戦闘技能の訓練に入る。まずは小銃の操作や管理を学ぶ。小銃を分解して組み立てるという操作を繰り返す。
次に射撃予備訓練で銃の構え方やマトの狙い方を学ぶ。
同時に、救急法をマスターする。
緊急のときにどう処置したらいいかを学んだり、人工呼吸の方法を徹底的に訓練する。これは社会に戻ったときも大いに役立つ。
そして、誰もが恐れるのが、敵が化学ガスを使ったときを想定して行なわれる化学ガス訓練だ。
専用の部屋に入り、催涙ガスを浴びせられる。この訓練は辛い。しかし、必死に耐えなければならない。
それから手榴弾の扱い方と投げ方を学ぶ。(ページ3に続く)