自宅からの通勤が可能
具体的に、社会服務要員が公益分野で働くスタイルには2種類がある。一般的な事務の補助か、専門技能を生かせる職場か、の2通りだ。ただし、芸能人の場合は事務の補助に就くというケースがほとんど。それも、ソウル市内の区役所か福祉施設に派遣されることが多い。
いわば、一般の公務員と同じように働くということになる。
仮に役所で勤務することになれば、午前9時から夕方までの勤務時間となる。
兵役法では、社会服務要員の出勤について次のように規定している。
「社会服務要員は出退勤による勤務となり、所属機関長の指揮と監督を受ける。ただし、出退勤による勤務が混乱したり、業務遂行の特殊性によって必要な場合は、合宿勤務も可能である」
つまり、自宅からの通勤が可能だということだ。ただし、あまりにも出勤時に注目されるようであれば、別に宿泊先をもうけてもいいということだ。
また、残業はほとんどないと考えていい。
そのあたりの勤務時間は厳格に管理される。(ページ3に続く)